FF化の流れに逆行し、クラス最高パワーを絞り出したGT|トヨタ カリーナ 1600 GT-R Vol.2

新たなパワーユニットを得て充実したGTシリーズには偏平タイヤ195/60R15が設定されていた。コーナリングでの安定性向上など、スポーツ走行を満足させる進化を遂げていた。

 カリーナは84年に4代目となるT150系を登場させたが、3代目のA60系は継続販売されている。T150系はFF、A60系はFRとして、その存在意義を示していた。カタログにもA60系は「カリーナFRモデル」として紹介。ツインカムパワーとリアからかき出すフィーリングを求めて、あえて先代モデルとなるA60系カリーナを求めるユーザーは少なくなかった。


AE86と同じ4A-G型を搭載。ツインカムに4バルブを組み込み、T-VIS(トヨタ・バリアブル・インダクション・システム)やEFI-Dなどの最新技術を投入した。
軽量化や高効率によってエンジン本来のポテンシャルを引き出し、最高出力130ps/6600pm、最大トルク15.2kg・m/5200rpmの数値をたたき出した。

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メーターパネルには特徴的なツイントリップメーターが見える。カリーナにはデジタル表示のエレクトロニック・ディスプレー・メーターも設定されていた。



1.6Lエンジン最高峰にあたるレーザーα 4Aツインカム16を搭載。GT系の1.8Lエンジンにはツインカムターボが搭載されていた。


掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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