82年8月、2000GT追加! その後人気となる1G-GEU型エンジンを搭載|トヨタ セリカXX 2000GT ツインカム24 Vol.2

       
セリカの進化は止まるところを知らず、81年7月に3代目となるA60系セリカにフルモデルチェンジする。

先代から一転、直線を基調としたデザインとなり、2Lと2.8Lのエンジンを持つXXには、80年代の流行の装備となったリトラクタブルヘッドライトが与えられた。

82年に入り、XXには立て続けに新エンジンが載せられる。

2月に2L直列6気筒SOHCターボのM-TEU型、8月には後の人気グレードとなる2L直列6気筒DOHC24バルブの1G-GEU型エンジン搭載車が設定された。

そして86年2月、後継車のA70系スープラにバトンタッチすることになるのだ。



リトラクタブルヘッドライトを装備した伸びやかなボディラインのクーペは、ザ・スーパースポーツマシンを標榜。

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アルミホイールは純正の15インチ。ただしホイール再生の専門会社に依頼してリペアしており、まるで新品のような状態になっている。前後のサスペンションは、ビルシュタイン製のオーダーメイド品を装着する。



23年落ちのワンオーナー車を、3年前に現オーナーが購入。現在の走行距離は10万1500kmで、購入後1万2000kmほど走ったことになる。


内装は、オーナー自ら染色塗料を使ってリペア。リアシートは状態のいいものと置き換えて、オリジナルの状態を維持している。

掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Muranisi Ikkai /村西一海

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