テレビで見て 「絶対に乗るぞ!」と決意した小学生時代|トヨタ セリカXX 2000GT ツインカム24 Vol.3

「私が子供の頃、父親が初代と2代目のセリカXXに乗っていたので、自然に好きなクルマになっていました」と、オーナーの辻村真史さん。

そして小学生の頃には、テレビ番組「太陽にほえろ!」の劇中で、A60系セリカが活躍していたの見て「大人になったら絶対にこのクルマに乗る!」と決意したという。

時を経て、就職して2年目の07年3月に、念願だったGA61セリカXXを手に入れた。


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 個人売買で手元にやってきた2000GTツインカム24は、ワンオーナー車で登録後23年が経過した個体だった。

外装は各モール類の劣化やリアゲートのサビ、ルーフの色あせなど、年式相応の状態だったが、辻村さんの気持ちはさらに先を見て高ぶっていた。

足回りのブッシュ類をすべて交換し、サスペンションは思い切ってビルシュタイン製のオーダーメイド品を発注。

高価だったが、自分のイメージしたクルマに仕上げるために、妥協はしなかった。約半年かけてボディもオールペイントして、ちょうど仕上がった状態で今回の撮影を迎えた。


 「父親は懐かしがって、『やっぱりセリカXXはカッコイイな』と言ってくれます。速いとか遅いとかは関係なく、ただ運転しているだけで楽しいクルマです。セリカXXのオーナーになったおかげで、全国のオーナーの方々とつながりができました。ちょっと大げさですが、私の人生を変えてくれた大切なクルマです」

 長いノーズと、切り立ったリアデザインが好きだという辻村さん。セリカXXとの深い絆は、この先もずっと続いていくはずだ。



メーターパネルはアナログメーターだが、センターコンソールには当時2800GTのみにメーカーオプションだった、クルーズコンピューターのユニットが収まる。



リアゲートを開けると、標準装備のトノカバーも一緒に伸びる。当時のトヨタ車によく見られるチェック柄のカーゴルームマットは、ディーラーオプションだったもの。



リアフェンダー後端にあるエアアウトレット風のふたは、輸出仕様ではサイドマーカーが収まるところ。マフラーは3年前、純正の新品に交換している。



83年8月、国内仕様の象徴であったフェンダーミラーの呪縛から解き放たれ、セリカXXは標準装備のドアミラーを装着して、日本の道を走り始めた。

掲載:ハチマルヒーロー 2010年 05月号 vol.13(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Muranisi Ikkai /村西一海

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