たとえ不動車になったとしてもガレージに飾っておきたい1台|日産 スカイラインR32 GT-R Vol.3

       

1万rpmフルスケールのタコメーター

もとより人気のあるGT-Rだが、近年はアニメ「頭文字D」の劇中車として活躍したこともあり、それまでクルマに興味のなかった層からも注目を集めている。

柴崎優希さんもそのひとりで、頭文字Dに登場するGT‐Rがどのクルマよりも印象に残り、いつかは乗りたいと考えるようになった。

そしてAT限定だった免許も限定解除し、約4年前に購入。当初は全塗装することを前提にしていたが、想像以上に状態が良かったため純正を維持している。



ここ数年R32GT‐Rの中古車相場は高騰しており、なおかつオリジナルに近い個体は極めて少ない。

そんな希少な愛車に対して柴崎さんは、「たとえ不動車になったとしても、ガレージに飾っておきたいと思っています」と話した。


1万rpmフルスケールのタコメーターからも、ポテンシャルの高さが伝わってくる。左上の小径メーターは、アテーサE-TSの作動状態を表すフロントトルクメーター。


センタークラスター最上部には3連メーターが装備される。左から電圧、油温、ブーストというレイアウトだ。



ラゲッジルームは基準車と同じ容量を確保。スポーツカーでありながら、デイリーユースでの使い勝手に優れることもGT-Rの魅力のひとつ。

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レースで使用することを前提に企画・開発されたRB26DETT型。カタログスペックは280psだが、少々手を加えるだけで400psを超すポテンシャルを持つ。

ハチマルヒーロー 2019年 05月号 vol.53(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : Motosuke Fujii(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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