実走6万8559㎞で保管された 新車同様のカローラスプリンター|1968年式 トヨタ カローラ スプリンター SL

実走6万8559㎞で保管された 新車同様のカローラスプリンター

       
今回紹介する奇跡の1台は、1968年式となる初代カローラのクーペモデルとして登場したカローラスプリンターSL。ボディも、エンジンも、車内も、50年以上が経過しているとはとても思えないコンディション。実際に試乗してもヤレ感ゼロ。ウソみたいに元気に走る!

【1968年式 トヨタ カローラ スプリンター SL】

【画像24枚】「たぶん、世界一大切にされてきた大衆車。自分もこのコンディション、現状キープで、大事に乗り続けたい」と話すオーナー

1968年5月、カローラスプリンター(KE15)は、多様化が進んだ当時のクルマ好きの気持ちにこたえ、初代カローラのスポーティーバージョンとしてデビューした。居住性を重視したセダンタイプのカローラに対し、スプリンターはファストバックスタイルのスポーティーなクーペボディが最大の特徴だ。全長やホイールベースは変わらないが、全高はカローラセダンに比べて35mm低い安定感のあるフォルム。

タコメーターやウッドステアリングを装備し、コックピットもスポーティーに演出された。ベースグレードのほか、充実装備のデラックス、エンジンがツインキャブ仕様となる高性能仕様のSLの3種をラインアップ。今回の奇跡の1台は、最上位グレードのSL。この「SL」はSPORTY &LUXULYを意味する。性能だけを追求したスポーツカーではなく、操縦性や居住性に気を配られた点も、スプリンターのセールスポイントだった。



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