ミリタリーマニアの究極の買い物【2】丈夫で使いやすい「軍払い下げ」というキーワード|AMジェネラル ハンヴィー M1026

ウインチ付ことでも型式が変わり、スラントバックのウインチ付きはM1026と表記される。「ちゃんと動きますよ。使ったことはないですけど」とオーナー

【AMジェネラル ハンヴィー M1026 Vol.2】

【画像20枚】ボンネット上にある頑丈そうなフックは空輸時に使用されるもの。ここと車両後部のフックにワイヤーを固定してヘリで吊るして輸送するそうだ

実際、「ミリタリー風」ではなく「本物」や軍納入メーカーが作っているものは過酷な現場を想定しているため、とても丈夫で使いやすい。それを知ってしまうと軍物ファンが多いことにも納得できる。

今回取材させていただいたオーナーもそのひとり。生粋のミリタリーオタクだ。「軍払い下げ」というキーワードを見聞きするだけで垂涎。

ネットで軍用品を見つけてポチッとするのは日常茶飯事。米軍基地周辺はオーナーにとってアミューズメントパークで、自制心を保っていられるほど冷静ではいられなくなり、ついつい財布のヒモが緩みがちになる魔境でもある。そうやって日々、気になる軍用品をチェックしては購入してしまうのだ。そして、その究極がクルマだった。


>>水の中に入っても走行できるように設けられた煙突のようなシュノーケル。エアクリーナーも超巨大。ボンネットまで浸かる深さでも走行できるそうだ。

すべての画像を見る

【3】へ続く

初出:ハチマルヒーロー vol.044 2017年11月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

AMジェネラル ハンヴィー M102(全5記事)

TEXT:HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : MIZUKAMI AUTO/水上自動車工業

RECOMMENDED

RELATED

RANKING