旧車オーナーのガレージ道楽 04【4】スペースの有効活用術! 2階と3階、段違いフロアを設置

高さが微妙に異なるふたつの上段フロアを設置。ガレージハウスに窓が設けられているので採光性も高い。重量物を載せる2階部分には鉄製の床板を敷き詰めている

約3年の構想を実現させ、自宅にマイガレージを新築したオーナー。本業の技術も生かされたガレージは、天地スペースを増築することで容積を拡大。さまざまな創意工夫が施された夢の空間なのである。

【旧車オーナーのガレージ道楽 04 Vol.4】

【画像30枚】キャビネットの中にはブルーポイント、スナップオン、シグネットなど、必要に応じて買い揃えられていった工具が整然と並べられていた

さらに、ガレージの真ん中と左右の基礎に鉄骨の支柱を設け、2階と3階に該当する段違いのフロアを増設。これも写真で説明すると、バイクをイジっているオーナーの頭上に位置するのが2階、リフトに載ったハコスカの上に位置しているのが3階部分ということになる。2階に上がるための階段は一番奥のスペースに設けられた。

2階のフロアは一部が切り欠きになっており、その頭上にはホイストクレーンを設置。これを使うと原付などを1階から2階へと引っ張り上げることができるので、両方のスペースを有効活用できる。
【5】に続く


>>1階には大型の工具用キャビネットと作業台も設置。さすがはプロの大工さんだけあって、道具やウエス類などもしっかりと整理整頓されている。


>>ハコスカもスプリンタートレノも、街乗りとサーキットの走りを兼用するため、タイヤ・ホイールは用途に合わせて用意。ちなみにホイールは手前がワークのマイスターM1、奥がレイズのTE37V。

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初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

旧車オーナーのガレージ道楽 04(全7記事)

TEXT:HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : MIZUKAMI AUTO/水上自動車工業

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