トップシークレットの「JAPAN‐R」がどのくらい俊足であるか検証してみた|1977年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X【5】

RB型エンジンスワップを実現したジャパンの製作秘話について、トップシークレットのBOSS「スモーキー永田」さんに聞いた

【5/7】最高速の世界で名をはせるトップシークレットが、なんと旧車をチューニング! 「JAPAN-R」と名付けられた77年式のC210スカイラインは、東京オートサロンに出展されるや大きな話題となった。RB型エンジンスワップを実現したジャパンの製作秘話について、トップシークレットのBOSS「スモーキー永田」さんに聞いた。

【1976年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X Vol.5】

【画像27枚】マフラーはエキマニと同時期にワンオフで製作されたもので、大口径シングルテールを採用している

そういわれて車検証で確認したジャパンの車両重量は1280kg。最高出力が280psだと仮定して、パワーウエイトレシオを算出すると4.5kg/psということになる。

もちろん単純に比較はできないが、似たような数値の車両を探してみたところ、GC8スバル・インプレッサWRX STIやCP9A三菱ランサーエボリューションⅥトミ・マキネンなどが該当すると判明。この数値からも、いかにトップシークレットの「JAPAN-R」が俊足であるかがうかがい知れる。
【6】に続く


>>リアのサイズは15×9.0J -15で、20mmスペーサーを使用する。

主要諸元 SPECIFICATIONS
1977年式 スカイラインHT 2000 GT-E・X(HGC210)

■エクステリア:ホンダ純正シルバーオールペイント、フロントスポイラー、前後オーバーフェンダー、GT-Rエンブレム
■エンジン:RB30型ブロック+RB26型ヘッド、圧縮比10.2:1、N1用ピストン、IN264度/EX264度カム
■吸排気系:RB26型用スロットル、トップシークレット製ワンオフタコ足(6-2)/ワンオフマフラー
■ステ冷却系:ラジエーターリザーバータンク、オイルクーラー
■制御系:HKS製FコンVプロ
■駆動系:R32用71Cミッション
■サスペンション:(F)R35シェルケース加工 (R)トップシークレット製R32用サスペンション
■ブレーキ:(F)STARROAD製鍛造4ポットキャリパーキット
■タイヤ:プリヂストン ポテンザRE-01 (F)205/55R15 (R)225/50R15
■ホイール:GLOWSTARブラックカット グレークリアディスク/ブロンズアルマイトリム
(F)15×8J -3(Oディスク) (R)15×9J -15(Oディスク)
■インテリア:パーソナル製トップシークレットステアリング、ブリッド製ストリームスシート×2脚、A/Fメーター、トップシークレット製フロアマット/シフトノブ

>>全ての画像を見る>>

【6】へ続く
初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1977年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X(全7記事)

TEXT:HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : MIZUKAMI AUTO/水上自動車工業

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