アルティマへのあこがれを捨てることができず乗り換えを決意【3】1990年式 日産 レパード アルティマ V30 ツインカムターボ

カードを持っていれば、ドアの開錠/施錠とトランクの開扉が行えるカードエントリーシステム。後期ではアルティマ系に標準で、その他はオプションだった

       
1980年代初頭に花開き、百花繚乱となったハイパワー系ターボエンジン車を追う。今回はF31レパードを取り上げる。

【ターボ車クロニクル 1990年式 日産 レパード アルティマ V30 ツインカムターボ Vol.3】

【2】から続く

 こうして内外装だけでなくメカニズムも着実に進化したレパードは、生産終了から四半世紀たった今でも絶大な人気を保持。この個体のオーナーもレパードにほれ込み、現在の愛車で2台目だという。

 オーナーは、子供の頃からクルマ好きで、運転免許を取得したらスタイリッシュな2ドアクーペに乗りたいと考えていた。そして「あぶない刑事」の再放送で見たレパードのスタイリングにほれ、コンディション優先で探して後期XSを購入。5年半ほど所有していたものの、最上級のアルティマへのあこがれを捨てることができず乗り換えを決意。約7年前にこの個体をカーショップフレンドで購入した。こうして手に入れた念願のアルティマターボは、前車のパーツを移植して好みに仕上げ、昨年外装をレストア。フロントシートも張り替えて、新車のような輝きを取り戻した。これからもオーナーの愛情が、目一杯注がれることだろう。


>> 【画像19枚】エアコン操作パネルのほか、電子制御パワーステアリング、スーパーソニックサスペンション、油膜によるガラスのギラつきを防ぐユマクレスなどのスイッチが並べられるダッシュボード中央など

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : AKIO HIRANO/平野 陽

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