「酒もタバコもやらないので、その分を趣味につぎ込めるわけです」【2】いくつもの趣味を深く楽しむオーナーならではのお宝ガレージ

別の場所に借りている第2ガレージ。ここには1990年式フェラーリ348tb、1989年式ミニ1000、1992年式スズキカプチーノ、1991年式ホンダビート、1993年式ロータススーパー7などが収まっている。オーナーは車格に関係なく、スポーツモデルが好きなのが分かる

       
多趣味な人は世の中にたくさんいるが、そこにコレクターの志向が加わると、物があふれてしまうことは明白だ。今回のオーナーはクルマ、バイク、オーディオ、ミニカー、コミック、自転車、そしてファッションなど、時代とともに趣味が増加。それぞれのアイテムを集めることにも熱心だったので、すごい数のコレクションがたまった状態。それはお宝の山なのだ。

【 いくつもの趣味を深く楽しむオーナーならではのお宝ガレージ Vol.2】

【1】から続く

 いくつもの趣味を深く楽しんでいるオーナー。コレクションで一番スペースを取るクルマのほかに、バイク、オーディオ、ミニカーやプラモデルなどのホビー系、コミック、自転車、そしてファッションなど、若い頃から時代の流れとともに趣味も増え、それぞれで品物を集めることを楽しんできたわけで、現在の状況は当然の結果であると言える。もちろん手放すことを考えて買い集めているはずもなく、その時々で自分の小遣いの中から好きなものを手に入れてきた。だからどの品物にも愛着や思い入れがあり、手元に置いておきたいものばかりなのだ。

「趣味を楽しむためにはお金もかかりますから、その分、仕事もしっかりとやります。酒もタバコもやらないので、その分を趣味につぎ込めるわけです」

>> 【画像20枚】第2ガレージの中をよく見てみる。ホンダビートには思い入れがあり、ここには部品取り車も含めて3台を保管。ちなみに一番奥の赤は走行47kmという逸品
 



>> 第3ガレージに保管してあるシルバーのビートは、超お宝の走行9kmの未登録車。こういった個体が世の中にあること自体がビックリだが、オーナーは時期が来たら公道デビューさせようかと思案しているようだ。まわりのダンボール箱の中には、レトロトイなどが入れられて山積み状態。





>> こちらもメーンガレージの中の様子。壁面いっぱいにコミックの書棚が据え付けられ、これらはクルマ、バイクマンガだけというこだわりよう。





>> 奥の部屋には以前凝っていたロードバイクが何台も並べられ、その他に膨大な種類と冊数の自動車雑誌のバックナンバーがストックされていた。どれも好きで集めたものばかりなのだ。


【3】に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2017年12月号 Vol.184
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

いくつもの趣味を深く楽しむオーナーならではのお宝ガレージ(全3記事)

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【1】から続く

text : NOSTALGIC HERO/編集部 photo : RYOTA-RAW SHIMIZU/清水良太郎 illust : MASAKI TAKANASHI/高梨真樹

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