スバルのAWDが登場50周年! 新型クロスオーバーSUV「クロストレック」を世界初公開

スバルAWDの発売50周年とともに、新型クロストレックが世界初公開された。

       
1972年9月、SUBARU(当時は富士重工業)が乗用車として世界初の4輪駆動搭載車「スバル レオーネ 4WD エステートバン」を発売。
以降、スバル車といえば4輪駆動という代名詞的なシステムとなっていき、名称もAWD(All-Wheel Drive:全輪駆動)に統一。さらにスバルの誇る水平対向エンジンと組み合わせた「シンメトリカルAWD」に発展している。
現在ではスバルの世界販売台数の98%がAWD車が占めるようになり、50年間でAWD車の累計生産台数はおよそ2100万台に到達している。

【画像8枚】オンラインでのワールドプレミアでは、レオーネ 4WD エステートバン、BAJAなどが並んだ



>>1972年、初代レオーネに追加されたレオーネ 4WD エステートバンから50周年を迎えた。


>>レオーネ 4WD エステートバン。ジープなどオフロード車用の機構だった4輪駆動をはじめて通常車種に搭載。


>>4輪駆動による高い悪路の走破性能により、後継モデルはラリーでも活躍。後のレガシィなどに通じるスポーツワゴンの先駆けでもある。



SUBARUはこのAWD50周年に合わせ、9月15日にオンラインでのワールドプレミアを開催。
新型クロスオーバーSUV「クロストレック」の日本仕様プロトタイプを世界初公開した。


>>新型クロストレック。日本国内ではXVの後継モデルに当たる。


【画像8枚】すべての画像を見る

クロストレックは、これまで日本国内では「XV」、世界市場ではクロストレックとして販売されてきたモデルで、3代目の登場にあたり、名称が統一されることになる。

コンパクトなボディにシンメトリカルAWDをベースにした本格的なSUV性能を搭載し、無骨さとスポーティさを両立させたデザインで、都会からアウトドアまで幅広く活用できるクロスオーバーSUVとなっている。

装備面でも新世代アイサイトに加え、広角単眼カメラも日本仕様として初めて採用することで、高い安全性能を実現した。

新型クロストレックは、2023年以降に日本市場への導入を予定しており、その後順次世界各国市場にて導入される予定となっている。


>>オンラインでのワールドプレミアに登場した、SUBARU代表取締役の中村知美CEO。スバル車の「安心と愉しさ」への追求をアピールした。


>>スバル360、レオーネ 4WD エステートバン、BAJAといったスバルのヒストリックカーが並ぶ。



>>新型クロストレックについて解説した、開発責任者の毛塚紹一郎さん。

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