＜旭川・当麻町＞受け継がれていくハイカラの血筋？｜スバル360で素敵探検　大貴 誠のレディーバードの旅　第15回　中編（前編・中編・後編）

Nosweb 編集部 2022/10/01

ひいおじいさんが入植して最初に住んだ家のあった場所へ

　　　　　　　

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先祖代々ハマっ子だと思いこんでいた大貴誠が、ルーツを求めてレディーバードで北の大地へ上陸！（第14回より続く）

【 スバル360で素敵探検　大貴 誠のレディーバードの旅　第15回　中編】

前編から続く

　ひいおじいさんの名前は「賢三さん」。屯田兵として来たお兄さんと一緒に、静岡から当麻村（当時）に来る。宇園別（うえんべつ）国民学校というところの校長先生になった。当時珍しいオルガンを弾き、生徒たちの音楽隊をつくり、日露戦争の凱旋兵を出迎えて、それが村の自慢であったこと。そして、旭川で最初にできた『北海屋ホテル』、外国人も泊まりにくるという、当時の文化の最先端をいっていたホテルに転職した……などなど。町で最初の音楽隊とはハイカラです。ひ孫の大貴誠が歌劇の人になったのは、ひいおじいちゃんから連綿と続く血だったのか！

　そして、ホテルをやめて当麻を離れることになった賢三さんから、山代さんのおじいさんが「貴重な掛け軸や壺など」を買ったけれど、「ありゃたぶん偽物なんだ」という話には、ひ孫の大貴誠として笑っていいのか謝るべきか、でも山代さんが笑い出し、結局はみんなで大笑いになってしまいましたが。

>>【画像25枚】「当麻町の親戚」の営む山代米店で、山代さんご夫妻と。など




屯田兵は、北海道の警備、開拓のために入植した兵隊。資料はいろいろなところにあります。旭川市永山の『さらら』はすごくきれいで展示も豊富なのに、もうじき閉館になるとか……もったいない！　





当麻町郷土資料館は旧町役場の建物を利用してなかなか素敵です。







館内に屯田兵の当時の官舎がそのまま再現されてます。零下30度になるという冬にこの家で暮らしたご先祖様たちは寒かったろうなあ。


後編に続く


PROFILE/大貴　誠（だいき・まこと）
OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅する。

初出：ノスタルジックヒーロー 2013年 12月号　Vol.160
（記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）

スバル360で素敵探検　大貴 誠のレディーバードの旅　第15回（全3記事）

レディーバードの旅　第14回より続く

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　前編から続く

先祖代々ハマっ子だと思いこんでいた大貴誠が、 ルーツを求めてレディーバードで北の大地へ上陸！（後編） 【 スバル360で素敵探検　大貴 誠のレディーバードの旅　Vol.15　中編】 <br /><a href="https://nosweb.jp/tags/search/スバル360で素敵探検　大貴 誠のレディーバードの旅　Vol.15">　前編から続く</a> 　北海道、案外遠くないです。 　ひいおじいさんの名前は「賢三さん」。屯田兵として

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