3日後に閉店する店を満喫する夢のような一夜|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第10回 後編(前編・中編・後編)

大衆酒場「やよ福」:おかみさんというよりも「お母さん」と呼びたい店主さんと。

       
再開発前夜の広島駅前で、偶然入った味のありすぎる大衆酒場。
3日後に閉店するというそこは創業昭和34年。
昭和の香りのするお店とレディーバードが出合った1日でした。

【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.10 後編】


 前編から続く

 「やよ福」は閉店を3日後に控えていたが、常連さんたちは何も特別な感じではなく、ごくふつうに集まって、食べて飲んで「やよ福」を満喫していました。大貴誠がおなかいっぱい食べて、あんなにおいしかったのにこんなに安くてもいいの? というぐらい安いお代を払い、近所のコインパーキングからレディーバードを出してきたら、お客さんたちが「うわー、懐かしい!」といってぞろぞろ出てきてくれました。記念写真を撮ったり、そっとなでたり、「スバル360の思い出」をいっぱい語ってくれたり。そして皆さんと「じゃあ、さようなら〜」と手を振って別れました。もうこのお店の空間にやってくることはないけれど、だからこそレディーバードと一緒にいる時間をもっともっと増やしたいなと思いました。


>>【画像20枚】すてきな喫茶店:たたずまいが愛されてこんな絵も描かれていました。同じ場所にレディーバードを止めて撮った写真など



>> すてきな喫茶店:すぐそばの「喫茶ブランカ」は昭和30年代創業。静かな雰囲気の中で飲むコーヒーがおいしかった。店内の調度品はすてきにモダンで、お店の人が「持っていっていいよ」と言ってくれましたが、さすがに遠慮しました。





>> 大衆酒場「やよ福」:ブランカの向かいにあった飲み屋さんの明かりにひかれて入ってみると……そこも夢の空間!





>> 初めて入ったお店なのに、常連さんたちとも、すぐにいろいろ話しこんでしまいました。



PROFILE/大貴 誠(だいき・まこと)
OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅する予定。詳細はノスヒロ2011年4月号に載ってます。

初出:ノスタルジックヒーロー 2013年 02月号 Vol.155
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.10(全3記事)

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 前編・中編から続く

text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

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