【外はキャル、内はキャンパー!!】キャルルックをフィードバックしつつ、雰囲気をマッチングさせたセンス溢れるキャンパー内装もグッドなハイエース

往年のキャルルックだけど、車内はキャンパースタイルでまとめた200系ハイエース

       
西海岸ノリで楽しむポップなキャンパースタイル!

【画像10枚】往年のキャルルックを見事にフィードバックしたフォルム、暖色系で統一した内装カラー、キッカーメインのUSライクなオーディオ、ヌケの良さにこだわったクリアガラス仕様など、気になるバンDXの全容はココで明らかに!!

クリーンでヌケのよいルックスに、迷いのなさが伺える陽気なバンデラ☆

このオーナーは、クルマ購入と同時に、オグショーに持ち込み、ほぼこのカタチになるまでカスタムしたとのこと。
聞けば、前車(18マジェ)を選ぶ際にも、ハイエースとの天秤で悩みまくり、マジェのカスタム中も、理想のハイエース像を夢想するほど。

なるほど、クルマを手に入れるずっと前から、ハイエースのことを想いまくってきたんだから、そりゃー迷いなく、一気に狙い通りのスタイリングになってるワケですな〜♪

ずっと思い描いてきたのは、底抜けに明るいキャルルック。
ライトイエローのボディに黒バンパー、インテリアまる見せのためのクリアガラスなどは最初っからキメていたそうで、3.5インチダウンの足元には、念願だったベビームーンスペシャルを収めた。

ルーフに設置したYAKIMAのメガウォーリアーも、キャンパーを意識したチョイスで、確かにノリもドンピシャだ。

同様に、インテリアもキャルなコンセプトが貫かれ、手はじめに、セカンドシートを増設して6人乗りに変更。
ベッドキットも加えて、大好きなキャンプにも対応できる仕様とした。
ラゲッジにはエイジングしたウッドパネルと縞鋼板を使い、アンティークな雰囲気を盛り込んだ。

また、レザー部のカラーは、外装とのバランスを意識したブラウン×ベージュとし、内装のLEDを含めて暖かいトーンでコーデしているのもポイントだ。

さらにセカンドシートの前には、ドーンとオーディオボックスを組み、キッカーのシステムをインストール。
オーディオはセダン時代にやり残したカスタムだったそうで、サイズ、デザインともに全力を注ぎ、イエローの間接照明も入れて演出もバッチリ!

リメイクを繰り返し、辿り着いたような、まとまり感に感心しきりな1台でした〜!!



>>「このスタイルにはクリアガラスは必須」と、もっともローグレードな3人乗りを選択。薄いイエローフィルムを張ったクリア系というのもポイントだ。YAKIMAの大型ラックはキャンパーらしさの表現にひと役買っている。


>>テールは以前つけていたカバーが割れたため、ステラファイブのブラックスモークモデルにサンドブラスト風フィルムを重ねている。


>>給油口のエアブラシはオーナー自身がモチーフで、広島出身を表すh.r.s.mの文字を入れている。


>>ライトイエローのボディに、黒バンパーとノーズブラをあわせたUSテイストあふれる造りが特徴的。アクセントのヘッドライトは、レガンスのイエローカバーを装着している。内装同様に、ムダのないスッキリとしたカスタムが信条だ。


>>前後ともにビルシュタインのショートショックと3.5インチブロックでローダウン。リアはCノッチ加工も施している。足元には憧れのベビームーンスペシャルとヴォーグタイヤの組み合わせをチョイス!


>>余分なものが一切ない、クリーンなラゲッジルームがこのハイエースの持ち味。オグショーのオリジナルベッドキットと、セカンドシートの組み合わせで、フルフラットベッドとキャンプでの使い勝手を両立している。暖色系とウッドを組み合わせたトーンもお気に入りだ。


>>オグショーでワンオフしたベッドキットは、立板をエイジングしたウッドで製作。内装生地とのマッチングで暖かみのある雰囲気に。フロアの縞鋼板はイベントでみてひと目ボレ。ラフに使える点もお気に入り☆


>>セダンは外装一辺倒だったため、やり残した思いがあったオーディオは、このハイエースでは本気で取り組むことに。機材はUSムードを求めてキッカーで統一し、大好きなヒップホップが満喫できるように、スピーカー×4+サブウーファー×3の音量を求めたシステムを構築している。


>>フロントシートは内装生地にあわせてカバーをワンオフ。ステアリングのウッドのナルディもトーンをそろえるために欠かせないアイテムとなった。


>>天井は少し遅れてのカスタムとなったが、同じ生地で張り替え、暖色系ダウンライトも組み込んだ。

【画像10枚】往年のキャルルックを見事にフィードバックしたフォルム、暖色系で統一した内装カラー、キッカーメインのUSライクなオーディオ、ヌケの良さにこだわったクリアガラス仕様など、気になるバンDXの全容はココで明らかに!!


『カスタムCAR』2016年6月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンDX/2013年型
SOURCE:オグショー

PHOTO & TEXT/浦野浩之

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