【ん!? コレ、四駆だよねぇ??】四駆を忘れるほどの超絶スラムドを実現! 限界サイズの足元で攻めるツラウチ・ランエボ!!

シャーシの干渉部分は逃げ&トンネル加工の連続で、スラムドフォルムをゲットしたランサーエボリューション7

       
あえて選んだ4駆ランエボで
誰もが振り向くスラムドを実現!

【画像9枚】4駆であることを忘れるほどのスラムド仕様、限界サイズを模索してツラウチでで攻めた足元、純正フェンダーで収めた足回りなど、スラムドフォルムを実現する超絶モディファイの詳細はココを見よ!!

オリジナルグレーで全塗した“ド”スラムドのランエボ7が登場!
スタンスシーンのメインストリームに背を向け、激速4駆のランエボをベースに選ぶトコロなど、オーナーは20代前半ながら、すでに“タダ者じゃなさ”が感じとれマス!

ボディは、要所に低グレード純正パーツを流用することで、あえて純スポーツカーの牙を隠したことがポイント。
オイルパンスライスや自作マフラーによるクリアランス確保を筆頭に、干渉部分を加工しまくって、4駆なのにスラムドを実現!!

でもって、最大のウリは、「純正フェンダーで限界を追求した」というタックインのセッティング!
サイズを吟味した18×9Jのエグゼキューターを鬼キャンで履かせ、純正フェンダー内にツラをキッチリ収めるツウ好みのフィニッシュに。

鬼キャンでもこちらのはタックインと、履きこなしで個性をアピったランエボ7。
初愛車をDIYカスタムして、激低でストリートカーのアイデンティティを全開アピール。
そんなストリート代表のヤングスタンスネーターこそ、スタンスシーンを支える象徴的な存在なのだ。



>>外装は基本純正で「低さ」を見せるスタイルに。ヘッドライトはカラ割り加工。ランエボの純スポーツカーオーラを消すため、ダクト付きの純正ボンネットをダクトレスのGTA用にスワップしながらも、スパルタンなイメージを演出する大型インタークーラーを装着する。


>>テールはエボ7GSR、バンパーはエボ9純正にスワップ。セディア純正トランク移植で、リアウイングレス化した代わりに、セディア用ルーフウイングで存在感を強調。さらにヒッチメンバーもセットしている。


>>ボディカラーはDIYでオリジナルグレーにオールペン。バンパー&テールチェンジやツラウチ激低で、純正からは乖離したルックスにチェンジ! ちなみに、ヒッチメンバーはストリートカーの証しとして装着したとのこと。


>>あえて純正フェンダーにこだわり、加工はツメ折りのみ! ホイールは「あまり人と被らないものを」と18インチのSSRエグゼキューターEX01をセレクト。限界を探った結果、フロントは9J IN15、リアは9J IN5をセットしている。


>>エンジンや配線の位置を上げ、オイルパンはスライス。自作マフラーは部分的にパイプ下部をフラット化することで地上クリアランスを稼ぎ、シャーシ干渉部分は逃げ&トンネル加工の連続。こうした苦労の末、4駆とは思えないスラムドスタイルを実現したのだ。



>>車高調はトラスト製。フロントはピロアッパー&ブラケット加工とロングサイズのエボ10用ロワアーム、リアはメーガンレーシングのロワアームとトーコントロールアームを装着する足回りとなる。


>>4駆であることを忘れるほどのスラムド仕様と足回りのカスタマイズにより、フロント13度、リア15度のツラウチ仕様に!


>>限界サイズを模索し、純正フェンダーでツラウチに収める足回りはお見事! モータースポーツ色の強いランエボの王道スタイルを覆すフォルムは圧巻だ。


『カスタムCAR』2016年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ランサーエボリューション7/2002年型
SOURCE:FREAKIN WORKS、タイヤショップ・ドライブイン

PHOTO/南井浩孝

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