【ん!? ボンネットが2枚!?】開くはずのないボンネットがなぜかオープン! 唯一無二のフェイスメイクに目を奪われるN350キャラバン

開くはずのないボンネットが、なぜかオープンしている驚きのカスタマイズを披露するNV350キャラバン

       
唯一無二の2枚ボンネット!?
バッドフェイスもインパクト大!

【画像8枚】落ち着きの中にメリハリを効かせたインテリア、開かないはずなのにオープンするボンネット、バッドフェイスをメイクするフロントメイクなど、ちょいワル仕様のNV350キャラバンの内容はココから☆

グリルやヘッドライトのカバーリングで手軽にフェイスイメージを変更できることから、箱車カスタムの必須アイテムとなったボンネットパネル。

ただ、NV350は固定ボンネットを採用しており、ノーマル貼り付けでの装着後は、グリルまわりの脱着がひと苦労となる弱点を嫌って未装着なユーザーも多い。

だが、そうした弱点を開閉ヒンジ投入という好アイデアで見事克服したのが、ここでクローズアップするNV350だ。
通常ならばコーナーパネル&ボンネットへ両面テープ貼り付けとなるグラファム・ユーロボンネットを、パネル上部にDIYでインストールしたヒンジにより、開閉可能へとアレンジ。
厚みとカバーリングで迫力が増すバッドフェイスを手に入れつつ、ライティングカスタムなどで電装系をイジる際には、パネルを持ち上げるだけという、ノーマル同等の整備性もキープしたってワケ。

もちろん、唯一無二となるオリジナルカスタムゆえに、愛車のアピールポイントとしての活用も抜かりナシ!
今では絶版色となってしまったオーロラモォーヴのボディカラーへなじむ色調で、ドクロの死神をボンネットセンターへとあしらい、カスタムアートだけが浮かないように両サイドはラップペイント。
さらに、イベントなどの停車時は、NV350だと開くことがないボンネットをオープンし、バツグンの存在感を放っているのだ。

ちなみに、その他のセクションもこだわり尽くし。
生半可なカスタムでは腰高感の拭えないワイドハイルーフだが、生足ロワードのオーバーフェンダースタイルとエッジの効いたレーシーエアロというチョイスで見事に落ち着かせているのだ。




>>黒×赤でシンプルにまとめるインテリアは、当初、ピアノブラックを中心に展開していたが、メッキパーツとのバランスやメリハリも考えてヘアラインパーツも追加。落ち着いた光沢加減とチリ、ホコリの付着しにくい実用性がお気に入りだ。


>>ネオクラテイストとオーダーインセットで装着ユーザーの多いエセックス・ENCD(フロント&リアともに18×8.5J)だが、NV350での装着車は少ないためチョイス。インテリアのアクセントカラーとしている赤をリムガードに与え、統一感を引き出す配慮も抜かりなく注いでいる。


>>エアロパーツはレーシーフォルムでスピード感を生むべく、ボディラインのスポイラーをチョイスしている。


>>サイドカナードはリアスポイラーとの秀逸コンビネーションやワイド感強調に惚れ込んで装着している。



>>グリル上部をカバーリングするボンネットパネルは、貼り付けで装着してしまうと、フロントグリル脱着を必要とするような作業で整備性が悪くなるため、上部へ開閉用ヒンジを仕込んでインストールした。ヒンジの存在を悟らせないために投入したボンネットスポイラーもお見事!


>>本来はノーマルボンネットへ両面テープで貼り付けとなるボンネットパネルを開閉可能としたNV350。閉じてもパネル部分のカスタムアートが存在感を放ち、開けても驚きのインパクトを放つことができる画期的なカスタマイズなのだ。


『カスタムCAR』2019年9月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:NV350キャラバン・バンDX /2014年型
SOURCE:ボディライン、カスタムアート

PHOTO/箱崎太輔 TEXT/四馬力

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