【PlayBack!/SNJ東京】本日(8/9)正午より、SNJ2024東京のエントリーも開始! プレイバック part 2は、超小径リバースリム&ムッチリ扁平タイヤが 織りなす昭和レーシーなシャコタン ミラが登場!!

昭和レーシーな足元美をSNJ東京で披露したミラ・TR-XXアバンツァート

       
本日(8月9日)のお昼の12時よりエントリー開始となった「STANCENATION JAPAN TOKYO FEST supported by MUSIC CIRCUS」

2024年のSNJ東京は、2日間の開催ということで、4つのエントリーパターンがあったり、「ミュージックサーカス」もジョイント開催するなど、バズること間違いなしのスペシャルカーショー!

エントリーは、下記のHPから可能なので、注意事項をよく読んでから、ぜひエントリーしてみてください!!

※SNJエントリー者はミュージックサーカスへの入場は無料です。
※審査は先着ではなく選考です。
※ジョイント開催の「ミュージックサーカス」の情報は随時更新していきますのでSNJのHPとSNSをチェック!

【エントリーはココから】

ということで、ここでは去年(2023年)のSNJ東京のエントリーカーの中からピックアップした1台をプレイバックしちゃいマス!!!!


ムッチリ極太足元ありきの豪快ワイドボディが冴える
DIY入魂のベビーギャング‼

【画像10枚】ロールバーを組み込んだスパルタンなインテリア、超小径リバースリム&ムッチリ扁平タイヤが織りなす昭和レーシーな足元美など、注目の内容はココをクリック!!

L200系のミラターボといえば、かつて走り屋からヤンチャ系まで多くの若者をトリコにした平成ネオクラ軽の代表格。
そんな現役当時を知るリアル世代でもあるプライベーターのオーナーが、現代のスタンスシーンで第一線をいくミニマムなレストモッズを志して長年コツコツと手を加えてきたDIYカスタムの結晶がこの1台である。

エクステリアは深みのあるグレーメタのボディカラーや、他車用スワップとワンオフを駆使したエアサス化によるスラムド車高が、ストックとは別印象のアップデートなたたずまいを演出。

そして、レトロモダンなレーシー感バリバリのスタイリングのキメ手が、オーナー自らFRPでこしらえたパンデム風デザインのビス留めオバフェン。
フロントフェンダーとリアクォーターの大幅なアーチ上げを兼ねた丸ワイドフェンダー化で、ノーマルでは装着不可能なオーバーサイズの外径の極太足元での豪快なツラ攻めを実現している。

しかも、これまで自作リバレルのホイールを履き替えるたびにオバフェンも鈑金で小変更を行ってきたほどの徹底ぶり。
裏組みリバースリム化のSSRメッシュ改10インチと、70扁平の肉厚むっちりタイヤを組み合わせたインチダウン極太足元の変化球スタンスが、恐ろしくキマっているのも「足元ありきのボディカスタム」のコダワリがなせるワザだ。

インテリアもホムセンで買ったコンパネを加工したフロアパネル張りの2シーター化や、4点式ロールバーに鉄パイプを溶接で継ぎ足して6点式にアレンジしたロールケージなど、チープな部材を活用したレーシーメイクでブラッシュアップ!!

ホビーとして奔放なシャコタンカスタムを楽しむ敏腕ハンドメイダーの余裕の遊びゴコロが生んだ力作だ。



>>ターボ専用フェイスを生かしつつ、グリルに先端を被せたボンネットの延長加工や、ワンオフのリップスポイラー追加で、精悍なフェイスにアレンジ。バンパーフォグも角型からLEDバルカンフォグ埋め込みでアップデートしている。


>>ルーフは純正のラジオアンテナと黒樹脂のモールを取り去り、鈑金によるスムージングでスッキリとした見栄えに。リアウイングはSNJエントリーに向けて新たに追加したもので、メーカー不明の中古品を加工装着している。


>>インパネにはデフィーのメーターを追加。室内後部は自作のフロアボードでフラットな床面とし、ボディ補強用のタワーブレースと4点式を6点式に加工したロールバーを装着する。


>>ロールバーの奥に見えるオレンジパール塗装のエアサスタンクには、レースペイントのアクセントをプラスしている。


>>ロケバニやLBに触発されたすえ「オレ流デザインで作りたくなった」という自作ビス留めオバフェン。フロントフェンダー&リアクォーター全体にボリュームを持たせたパネル形状のデザインが特筆すべき点だ。大幅なアーチ上げで滑らかに張り出した丸型のアーチデザインも、L200ミラらしからぬワイド&ローフォルムのキメ手となっている。


>>超ディープな小径ホイールは、絶版10インチのSSRメッシュのディスクを5.5Jリムに裏組みした自作リバレルの逸品! ホワイトレターが際立つ引っ張りゼロのムチムチタイヤは、ダンロップのル・マン165/70で、前後のオバフェンもリバースオフセットの足元に合わせ、出幅やアーチ形状をリメイク済みだ。


>>オバフェンに合わせたビス留めデザインのサイドステップの運転席側には、サイド出しのデュアルマフラーが鎮座する。


>>下半分カットのリアバンパーからチラ見せのジャッキアップバーは、鉄パイプ溶接でこしらえたワンオフメイドとなる。


>>ボディはマツダ純正色ポリメタルグレーメタリックで全塗装し、テールレンズはLED化。エアサスは、フロントがボルドワールドのワゴンR用加工流用で、リアは汎用のエアバッグをインストール。リアアクスルは50mm位置上げと、8度のキャンバーを付けた純正改特注品だ。


>>DIYカスタムの過程を、備忘録を兼ねてインスタにアップするのも事欠かないオーナー。過去にも2台を乗り継いだほど筋金入りのL200ミラフリークなのだ。


『カスタムCAR』2024年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ミラ・TR-XXアバンツァート(L200S)/1992年型

PHOTO/塩谷佳史 TEXT/コンヒデキ

RECOMMENDED

RELATED