【DIYでヘラフラ!!】戦闘機をモチーフにしたシャークマスクが強烈インパクトなシャコタンミラ！

DIYを駆使してオレ流で作り上げた
戦闘機風ヘラフラハッチバック！

【画像8枚】戦闘機をモチーフにした強烈フェイス、ドアバイザーを使用した自作オーバーフェンダー、知り合いの鈑金屋で余っていた塗料をかき集めたオリジナルのオリーブドラブ風のボディカラーなど、とっても気になるミラの全容はココから☆

ガォーッと開いたシャークマウスは、一度見たら絶対忘れないほどインパクト絶大！
個性派カスタムが多いL700ミラの中でも、ひときわ異彩を放ち、しかも、ぜ〜んぶDIY!!
そんなブッ飛びカスタムを披露してくれたのがこのミラ。
ルールにとらわれない、自由奔放なアイデアは必見だ！

「当初は特に目標もなく、なんとなくイジっていたら、いつの間にか戦闘機や装甲車を目指してました（笑）」と、ミリタリーマニアのオーナーサン。
そのキーポイントとなっているのが、ボディカラーとバンパー加工。
ミリタリーの定番、オリーブドラブ風カラーは、知り合いの鈑金屋で余っていた塗料をかき集めたオリジナル。
これを前夜に下地処理をして、翌日に1日かけて自家塗装。
クリアはあえてかけないことで、マットっぽさが出て、さらに時間短縮もでき一石二鳥だったとのこと。

次にバンパー加工だが、純正をベースにフロントは、センターの開口フィンとナンバーベースをカット。
鋭い歯とビッグマウスはビニールテープ（!?）で作ったアイデアモノだ。

さらに、リアバンパーにいたっては、上下まっぷたつに切ってステーで延長。
そんな大胆な加工も、アーミーな装いには欠かせないスパイスとなっているのだ。

でもって、ミリタリースタイルを引き立てているのが、左フェンダーのヘラフラ風メイクとシャコタンフォルム。
雑貨店で見つけたテープをステッカーボム風にアレンジ。
車高はメインカーとして使用しているので、実用性ギリギリのシャコタンをキープした。

さらに、本物のリベット留めしたボディも、スパルタンで技アリなメイクそのもの。
シャコタン・ミリタリールック。
密かにハヤリそうな予感……カモ!?



>>アイキャッチとなるシャークマウス。フィンとナンバーベースをホットナイフで手切り。吊り目のヘッドライトはブルーのフィルムを貼って、その上にマットブラックでペイント。フィルムなのでリメイクもカンタン♪


>>エアロミラーは友人からのおさがり。ボディのリベット留めはフェイクを探していたが、思い切ってリアルに打ち込んでいるのもポイント。弾痕は、市販のデザインステッカーを貼ったもの。ミリタリーな雰囲気プンプンですな。


>>リアのサイドウインドーは、縞鋼板のマットを貼ってオリーブドラブ風でペイント。オールペンは自家塗装だ。エクステリアはほぼ完成で、今後はチューニングしたNAツインカムか、ターボエンジンの載せ換えを考え中だとか!?


>>MH21SワゴンR純正サイドステップをポン付け。意外にも長さがピッタリで、ボディとのスキ間はコーキングでカバー。「困ったときはコーキング（笑）」と、バイザーフェンダーの取り付けにもコーキングを使用し、バッチリと固定している。


>>純正バンパーを上下分割し、ステーとパンチングネットで延長。リアキャンバーは、メーカー不明のマルチアクスルで7度となる。フロントはキャンバーボルトを焼き加工し、5〜6度とギリギリの角度でセット。マフラーは純正のままとあり、処理の仕方は今後の課題。


>>エンケイ・バハ（14×6J IN4）に15mmの変換スペーサーをセット。大きすぎて自走できなくなり、フェンダーは手でひっぱり＆たたき出し＆ツメ切り。フロントはシュピーゲル車高調、リアはFD3S用テインのダウンサスをインストールする。


>>リアのオーバーフェンダーは叩きすぎて失敗。途方に暮れていたときに友人より「バイザーが使えるっちゃない？」と、アドバイスを受けたナイスアイデアなメイクで、ミラ用のドアバイザーを切ってリベット留めしているのだ。ボディとのスキ間はコーキングで補強している。


>>物心ついた頃からクルマ大好きで、免許取得中にミラを購入したオーナー。DIYは自作の師匠がサポート。みんなを笑顔にするカスタムが目標だ。


『カスタムCAR』2015年1月号掲載
（記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）
BASE CAR：ミラ（L700S）／2002年型