【PlayBack!/SNJ東京】本日(8/9)正午より、SNJ2024東京のエントリーも開始! 去年の「カスタムCAR アワード」は、Z33のUS版 350Zが奪取!!

定番ベースを一変させた最後のピースとして現行パーツ流用するUSニッサン・350Z(Z33)

       
本日(8月9日)のお昼の12時よりエントリー開始となった「STANCENATION JAPAN TOKYO FEST supported by MUSIC CIRCUS」

2024年のSNJ東京は、2日間の開催ということで、4つのエントリーパターンがあったり、「ミュージックサーカス」もジョイント開催するなど、バズること間違いなしのスペシャルカーショー!

エントリーは、下記のHPから可能なので、注意事項をよく読んでから、ぜひエントリーしてみてください!!

※SNJエントリー者はミュージックサーカスへの入場は無料です。
※審査は先着ではなく選考です。
※ジョイント開催の「ミュージックサーカス」の情報は随時更新していきますのでSNJのHPとSNSをチェック!

【エントリーはココから】

ということで、ここでは去年(2023年)の「カスタムCAR AWARD」をプレイバックしちゃいマス!!!!



Z33に現行Zのヘッド&テールをスワップ!

深化&進化が留まらぬオンリーワン!!

【画像9枚】簡単じゃないヘットライトスワップ、フロント片側60mm、リア80mmワイドのグラマラスボディ、鈑金仕事で現行ちっくにメイクしたリアビューなど、気になる2023年SNJ東京のアワードカーの全貌はココをチェック!!

2023年の「スタンスネイションジャパン東京」における、本誌『カスタムCAR』ジャンルでのエントリー総数は約450台。
その中で、お台場に集まった約200台の精鋭の中から選ばれる本誌賞に輝いたのが、こちらのZ33のUS版である350Zだ。

まずはスタンスマシンの最重要科目で足元に注目。
フロント片側60mm、リアは片側80mmの超ワイドフェンダーを製作し、インフィニットワークスの19インチを投入。
まずこのホイールを履いて着地した状態を作りだし、そのうえでオーバーフェンダーといったエクステリアに取りかかったことで実現した吸い付くようなスラムドビューが実にお見事だ。

「ライバルが多い車種の中で、自分のオリジナリティでドコまでイケるか試してみたい」といった思いから選んだというベースカーだが、「ボディのほぼすべてのボディに手が入っている」とオーナーが語るように原型はほぼ皆無。

そんな膨大なカスタムメニューの中で、とくに注目したいのが現行Zのパーツを流用したカスタマイズだ。
ヘッドライトやテールレンズを交換すると言えば言葉では簡単だが、33Zと現行Zでレンズの形がまったく異なる。
そのため、取り付け部分を確保するためのフレーム加工、さらには違和感のないフィッティングを実現させるためのボディのメタルワークと、ガレージエクセレントの職人技をふんだんに投入。

また、灯火類のスワップに合わせ、すでにワンオフしていた前後バンパーを欧州のスーパーカーからイメージを取り入れたデザインに作り替えるなど、まさにフルリメイクとも呼べる大刷新を敢行。

このZは、Zを愛するオーナーとカスタムをサポートしたガレージエクセレントが、長年の歳月をかけ二人三脚で作り上げた進化を続けるアートピースなのだ。




>>エキゾチックなエクステリアに負けじと、ハイソなフィニッシュのインテリア。キャメルレザーで張り替えたブリッドのフルバケはダイヤキルト処理で高級感をアップ。ダッシュやフロアも同様の生地で張り替え済みだ。クスコ製クロスロールケージは、ガンメタ塗装を行っている。


>>現行Zのテールランプとガーニッシュを取り込んだリアビューの印象は現行Zに肉薄。テールランプの形状はまったく異なるため、リアのフェンダーパネルやトランクといったパーツは、メタルワークによってことごとく延長加工と辻褄合わせが行われる。現行Zのリアバンパー形状を意識したデザインながら、4本出しマフラー(オーナーがハンドメイド!)がお目立ちなリアバンパーはワンオフとなる。


>>純正ライクな小ぶりなリアウイングはワンオフ(ウイングは鉄板加工)!  さりげにルーフもウェーバースポーツのカーボンフールへ交換済みとなっている。


>>カズサスで特注オーダーしたエアサスのほか、他車種の足回りや社外品のアームを使用して導き出した着地状態からオーバーフェンダーの製作に着手。ホイールをしっかりアピールできるようにワイド化のほか、前は30mm、後ろは60mmのアーチ上げも実施している。


>>足元には、インフィニットワークスの19インチ(フロント:12J OUT34/リア:13J OUT45)を飲み込む!


>>優雅でスタンシーなフォルムが印象的! 定番ベースを一変させた最後のピースが現行パーツの流用というのには驚いた!!


>>ベースのZ33と、ヘッドライトのドナーである現行Zを比較すると、純正ヘッドライトの形状や取り付け位置などがかなり異なるので、フレームを切った貼ったする大がかりな作業でヘッドライトマウントを新設。ちなみにヘッドライトの取り付け角度は、本来のRZ34より前方へ面が向くよう取り付けられている。フロントバンパーはケーニセグ・レゲーラを意識したデザインにてワンオフ。純正よりもロングノーズになっている。


>>フェラーリ純正のロッセムジェロでオールペン。ボンネットやボディサイドを繋げるプレスラインなどを新規製作し、シルエット全体の迫力をプラス。サイドステップも前後フェンダーの出幅に合わせて加工済みだ。


『カスタムCAR』2024年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:USニッサン・350Z(Z33)/2006年型
SOURCE:ガレージエクセレント

PHOTO/芝 修

RECOMMENDED

RELATED