ミニのスタイリングは低さを得てさらなる高みへ【画像9枚】ロールケージとパイピングのマッチング、レーシーなベースに合わせたレカロシートなど、気になるミニのモディファイはココからチェック!もともとオシャレな足グルマとして、JCW仕様のBMWミニを購入したというオーナー。
しかしながら、生粋のカスタム好きゆえに、ノーマル状態で満足出来るわけもなく、BBSを履き車高調を投入するなど、徐々に走れるシャコタン仕様へとモディファイ。
さらにレーシーにするべく、JCWのUSパーツを投入し、2シーター仕様に仕上げるなど、カスタムが止まらない今日このごろ。
そんなある日、シャコタン系イベントで隣にいたエアサス仕様のシャコタンC-HRの低さにやられ、さらなるシャコタン化を目指しエアサス導入を決意したそうな。
まず、エアサス導入の条件として挙げたのが「デザイン性と耐久性」。
2シーター化にともない、ワンオフロールケージを装着していたので、そのライン感とマッチしやすいレーシーなパイピングデザインと、整備性のよさを考慮し、どちらも兼ね備えるエアフォースをチョイスすることになった。
そんなコダワリ深いレーシーなBMWミニとエアサスの見事なコラボレーションがココに完成したのだ!
>>2シータ-化し、フロント部分には、レカロ・RMSを2脚セット。さらに、シュロス製4点シートベルトを装着して、熱い走りにバッチリ対応! ステアリングはOMP製をチョイスし、レーシングテイストにこだわっている。
>>基本はJCW純正仕様で、USナンバーの取り付け加工を施す。リアディフューザーにJCW GP用を流用し、マフラーはセンター2本出しミニチャレンジ用マフラーをセットするなど抜かりなし〜♪
>>フロントセクションも基本的に純正JCW仕様だが、ナンバーポケットをスムージングしたり、ヘッドライトをフィルムでイエロー化して個性をアピール。さらに、US純正サイドマーカーやドアミラーなどに変更し、サラッとUS化を楽しんでいる。
>>足元にはアンダーディスク加工を施し、若干深リム化したBBS・LM(17×7.5J)をセット。さらにブラッシュド加工を施し、高級感をプラスしている。フェンダーは、US仕様のJCW用オーバーフェンダーを取り付けてインパクトを寄与。
>>ボディカラーは純正のブリティッシュレーシンググリーンのツートン。オシャレなエクステリアと激低具合が絶妙にフィットする。
>>リアの足回りは、上下アームを車検対応のSPCパフォーマンス製に変更。エアフォースのエアバッグ一体式車高調と組み合わせることで、安全かつ詳細なセッティングを出せる。ちなみに、フロントはジオミック製のロールセンターアジャスターやタイロッドエンドなどで調整する。
>>デイリーユースとイベントエントリーを両立するため、エアマネージメントシステムで瞬時に任意の車高に変更できるのがうれしいとのことだ。
>>もともとセカンドシートがあった部分は、2シーター仕様のJCW GPの内装を流用して2シーター化し、空いたスペースにエアフォースのキットをインストール。すでにセットしていたサイトウ製ワンオフロールケージの形状に合わせ、左右対称デザインでパイピングを施す。これによりシンプルながらインパクトあるレーシーなレイアウトが完成したのだ。
>>名チューナー、ジョン・クーパーの名を与えられたミニの最上級グレード「ジョンクーパーワークス(JCW)」をロワード。レーシング仕様なベースカーに、“低さ”というラストピースを与えた。
『カスタムCAR』2019年10月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:BMW ミニ/2013年型
SOURCE:エアーサスペンションジャパン、802 CUSTOM