【アジアクロスカントリーラリー】哀川翔×川畑真人が5年ぶりに過酷なレースに挑む!


FLEXは“FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES”として2024年8月にタイで開催されるアジアクロスカントリーラリー2024(アジアンラリー2024)に参戦を発表。総監督は哀川翔、ドライバーはD1シリーズチャンピオンを獲得した経歴も持つ川畑真人、コ・ドライバーにはデイチャポン・トオイチャロン(こちらもD1ドライバー)という布陣で過酷なレースを戦い抜く。



先日、そんなアジアンラリー2024に参戦する競技車両がお披露目されたので紹介しよう。
ベースとなるのは、5年前に哀川翔×川畑真人のタッグで同ラリーに参戦した際と同じ2012年型の150プラドだが、レース活動をサポートするCTS(中央自動車大学校)の徹底的なレストレーションと上位入賞を目指した様々なアップデートが加えられている。

サスペンションはキングショック製のロングトラベルキットやワンオフのHALスプリング、さらにはトータルカオスのアームを投入。ロングストロークの別タンク式ショックアブソーバーなどを採用することで悪路走破性を高めるとともにロングドライブのストレスを軽減して快適なドライブをサポート。


そのほかにも、本格オフローダー向けに開発された対向6ピストンキャリパーを採用するプロジェクト・ミューのブレーキキット“XC6”を装着(現在は販売終了だが、今夏リニューアルして新登場予定)したほか、OZ技研のLSDも前後に投入。足元は川畑選手も絶大な信頼を置くトーヨー・オープンカントリーM/T(265/70R17)とクリムソンがプロデュースするMG・ゴーレムを履かせ“勝利に必要な装備”を整えてきた印象だ。



競技車両のアップデートは、サスペンションだけには留まらずボディにも。ボンネットやリアドア、クォーターウインドーはFRP化するなどボディの軽量化も実施。’19年のアジアンラリー参戦の際に得た経験を生かし、大きくバージョンアップを遂げている。

「今回は1位を取りに行きます!」と語った哀川総監督の言葉はお遊びではなく本気そのもの。前回の参戦時はクラス2位だったFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESの目指す先は、頂点のみだ。

TEXT/編集部

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