ほのか丸 '80年代関東風アートを身にまとい北海道を走るバラマキ便

約30年前のパーツをリメイクしたというシートキャリア。コーナー部に打ち出し模様を採用し、グレードアップしてよみがえったパーツだ。

       


’80年代関東風アートをインスパイア。鏡面ステンレスをメインに、ウロコステンレスで巧みにアクセントをつけたスタイルが印象的だ。また驚くことに、このスタイルで一般雑貨の運搬を担当。1日数十件のバラマキをこなしているということだ。 飾りに目を移すと、トップを飾るシートキャリア&バイザーは、ともにウロコステンレスと鏡面ステンレスをミックスしたデザイン。平角ながら角度のついたミラーステーとともに、アートスタイルの最盛期にあった’80年代を見事に表現しているといえるだろう。

そして、キャブボトムにはビッグサイズの舟型バンパーを設置。長さ110cm、厚さ45cmと、中型クラスとしては最大級のサイズを誇る。さらにナマズマーカー、フォグランプ、アンドンが織り成す絶妙なバランスも、このバンパーの大きな魅力だ。そしてこの舟型バンパーとともに、フロントマスクをガラリとイメージチェンジさせているのがヘッドライト。ドルフィン用角目4灯にスワップし、ヘッドライトバイザーをプラス。ややマイルドなファイターのマスクを、精悍な仕事車の顔つきへと変貌させている。

さらにリアの波絵やアオリの文字ペイント、丸パイプのキャブハシゴなど、要所要所に華やかなアレンジをフィーチャー。仕事車としての力強い雰囲気とアート車らしい華やかさを併せ持った、珠玉の1台に仕上げている。

【写真6点】’80年代関東風アートをインスパイア。

カミオン2011年11月号トップアートをもとに再構成

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