瑛愛姫観光 サイズを超えたインパクトを放つ土佐で人気の超絶ダブルキャブ車

大きく張り出したラッセル戻し形状のリアバンパーと10連筒出しテールで、迫力いっぱいのリアビュー。筒出しの長さを変えることで、ワイドなイメージがより一層強調されている。

       


家族への愛情あふれるこのクルマは、大河ドラマで注目を浴びている高知のアートショップで飾り上げられており、ワイド&ロースタイルで構えたシルエットがアピール度満点だ。その最大の要因となっているのが、アンダーパートを飾るバンパー類だ。フロントにはオーバーサイズとも思えるほど巨大なキャデラックバンパーを装着。全幅のワイド化を図ったバスフェンダーに合わせるようにツライチでセットされたサイドバンパーも低い位置に装備されている。さらにこれまた大型のリアバンパーが装着され、アンダーパートのボリュームは超ド級に仕上げられている。

その注目すべきリアパートは、圧巻の張り出し量を見せ付けるリアバンパーと筒出し10連テールをフィーチャー。圧倒的な存在感を放つとともに、クルマ全体の迫力と完成度を大幅にアップしている。また、随所に散りばめられた文字ペイントとアンドンが華やかな雰囲気をプラス。リアアオリには地元を強く意識させる高知城とはりまや橋をモチーフとしたペイントを入れ、岡村さんの郷土を愛する気持ちを伝えている。

家族愛と郷土愛に彩られた瑛愛姫観光。高知が生んだ英雄である坂本龍馬のごとく、高知アート界維新の旗手となってくれるに違いない。

【写真6点】家族愛と郷土愛を形成。

カミオン2010年6月号トップアートをもとに再構成

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