陵真号 多投した電飾と大型パーツがみせる好バランスが最大の魅力

シートキャリアには豪華5段ハチ巻きマーカーを装備。絢爛たるナイトシーンの要となるキーパーツの一つだ。

       


スーパーアート系のきらびやかなスタイルが好きだというオーナーは、息子の名を冠したこの愛車を製作する際、特にナイトシーンを念頭に力を注いだそうだ。その思いが一番よく表れているのがトップパート。シートキャリアには5段マーカーハチ巻き、ロケットにはジュエリーランプとLEDを積極的に採用。平型2段バイザーも上段に2段マーカー、下段にパンチング+アンドンと、これでもかと電飾パーツを盛り込んでいる。もちろんロケットのサイド部分もアンドン化されている。

この豪華なトップパートに負けないインパクトを放っているのが舟型バンパー。シンプルな形状だけに、その張り出しの大きさがより強調されてみえる。さらにここにも左右4発ずつのストロボライトと縦2発ずつの8角テールを装備。8角テール内部にはジュエリーランプが仕込まれるとともに、ウインカーの機能も併せ持つ。

こうした豪華な電飾パーツとともに、絶妙なバランスをキープしているのもこのクルマの大きな魅力。3段仕様のサイドバンパーとサイドレールに並べたマーカーで、飾るのが困難な車両運搬車の荷台回りに安定感と華やかさをもたらしている。

【写真6点】スーパーアートとバランス美。

カミオン2012年2月号トップアートをもとに再構成

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