トップアート 昼夜を問わず「夢を与える」ド派手な姿が魅力あふれる 蓮愛丸

クリアマーカーとホワイトアンドンで昼の姿は色彩を抑えた。しかしナイトシーンではボディのアートフィルムにも負けないカラフルな姿を見せる。

       




「子どもたちに夢を与えるトラック」がこのクルマを製作する際にオーナーが掲げたコンセプトだ。箱3面には人気キャラクターが描かれたアートフィルムを配置。楽しげにリレーするLEDを駆使したナイトシーンで、その思いを具現化している。

トップパートは厚さをたっぷり取った平型バイザーと長方形の角パイプを使ったミラーステーで飾り上げる。平型バイザーの厚さは内部にコンピュータリレーするLEDを配置するためのもので色彩豊かなナイトシーンを生み出している。ロケットや筒出しを加え、独自性満点のスタイルを確立。ミラーステーの根元付近にもマーカーを内蔵した筒出しを装備し、ブレ留めにも筒出しや電飾類を配置する。ナイトシーンにおいても子どもたちを喜ばせるためのオリジナリティあふれる演出が施されているのだ。

そして鉄仮面とラッセル戻しバンパーによってキャブ全体に重量感と迫力をプラス。豪快に飾ったトップパートとのバランスを整えている。鉄仮面のサイドスリットにはパイロットランプが埋め込まれており、ナイトシーンでも絶好のアクセントパーツとなる。昼も夜も変わらぬ華やかさを披露し、まさに夢を与えるトラックとなっている。

各所の写真はコチラから。

写真:編集部 文:CAT菱川

カミオン2019年2月号をもとに再構成

RECOMMENDED