ドライバー情報 街道珍景 気をつけよう 交通事故とおまわりさん?(広島県東広島市)

素肌も着こなしも清潔感漂う。旗などが持てるように右手には丸穴が。ちなみに撮影したのは11月。鯉のぼりはカープファンを暗示するものなのか。

       

警察官型人形と同じ方向(東広島市方面)を見つめる女性のマネキン。恐怖感が皆無なのは快晴のせい?

広島県東広島市志和町。関川と並行した県道46号線。

短い橋とカーブがつながる道端に突如飛び込んでくるのは、目が覚めるような水色のおまわりさんの像だ。あまりの直立不動ぶりが気になり、車両を止めて近くで見てみると、顔は宮古島のまもる君と似ているような似ていないような……。

ただ異様なのは、マネキンの生首が添えられたその横の看板。文言も「気をつけよう 交通事故とおまわりさん 警視庁」と、ツッコミどころが満載だ。

さらに衝撃的なのはそのまた横の「張るな欲 張るな見栄 張るな意地 はるな愛」と書かれた看板。タレントのはるな愛さんが言われたのか制作者のアイデアなのか、CHATgptにたずねても検討はずれの回答しか得られなかったので、とにかく謎が深まるばかりだが、色使いといいポップなデザインといい、現にクルマを降りて思わず写真を撮ってしまったのだから注意喚起には申し分ないはず。

ちなみに、年間自動車事故件数のうち、脇見運転は約16%を占めるという。こうした街道珍景が脇見運転を誘発させるものではなく、交通事故の注意喚起に役立っていることを切に願いたい。

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取材・文・写真:編集部

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