サスペンションの一部を担うスプリング。レートばかりが注目されがちだが、その乗り味は巻き方や素材により異なることをご存じだろうか?
今回はプロテックの低反発スプリングに注目。オーナーの生声インプレッションを紹介する。
【PROTEC 低反発リアスプリング 生声レポート 製品解説編】
プロテックから新たにリリースされた低反発スプリング。まずは「突き上げ感が大きい」という声が多いハコスカのリア用から開発に着手。代表の袖本徳明さん自らが走り込みを重ね、納得がいく乗り味に仕上がったという。
その特徴は、沈み込みがマイルドであること。反発力が穏やかな特性であることで、ダンパーの規制が入らない領域での乗り心地や走りに好影響を及ぼす。つまり路面からの細かい入力があった際も突き上げ感を感じにくいのだ。
それでいて必要なレートは確保されているので、カーブで攻め込んでいっても、しっかり踏ん張ってくれる。ダンパーを替えずに路面を乗り越えた際に感じるゴツゴツ感を低減できるのは、オーナーにとってうれしいポイントといえるだろう。というわけで今、話題の低反発スプリング。今回はこれを装着した3名のハコスカGT‐Rオーナーによる、インプレッションをお届けする。生の声を聞いてみよう。
>> 【画像29枚】従来品より巻き数を多く(6.55回転→6.7回転)して反発力を抑え、線径を太く(φ16mm→φ16.5mm)することで安定したレートを確保した低反発リアスプリングなど PROTEC プロテック
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低反発リアスプリング(左右セット)従来品より巻き数を多く(6.55回転→6.7回転)して反発力を抑え、線径を太く(φ16mm→φ16.5mm)することで安定したレートを確保する。車高は60mmダウンの設計だ。車高を上げられる専用スペーサーも用意。バネレートは18kg/mm。取材時はリア用のみだが、フロント用も現在は登場している。
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