ボディサイズを拡大し、エンジンは2L 4気筒DOHCターボの3S-GTE型へ SW20 トヨタ MR2 Gリミテッド Tバールーフ  2

そして、ボディサイズを拡大しながら動力性能を向上させるため、初代の1.5~1.6Lに代えて2Lエンジンを搭載。

とくにターボの3S-GTE型は、エキゾーストマニホールドとタービンハウジング通路のデュアル化による排気干渉の抑制と、セラミックタービンホイールの採用により、225psというハイパワーと優れたレスポンスを手に入れたのだ。

 また、幾度となく繰り返されたマイナーチェンジもSW20の特徴といえよう。Ⅰ型と呼ばれる初期モデルは、初代からの流用部分が多く、エンジンのパワーアップと車両重量の増加に対応しきれず、ピーキーな性格を持っていた。

91年のマイナーチェンジではそういった欠点を補うべく、サスペンションのセッティング変更やブレーキの容量アップが図られた。



視認性および操作性を重視し、センターコンソールをドライバー側にオフセットしたインパネ。室内を明るく見せることと保護のため、アイボリーのダッシュマットを装備している。



スポーツタイプのシートは、あえて上級感・上質感アップを狙い、ホワイトのレザータイプカバーを装着する。



シフトノブは、オーナーの好みで操作性に優れるTRDの球形状を装着する。



シート後方にはラゲージスペースを設置。小物類の保管のほか、取り外したルーフをスマートに収納することも可能。



フロントのトランクルームにはテンパータイヤが収納される。ボディ剛性アップを狙って装着したタワーバーはTRD製だ。



AW11よりも約50%容量をアップしたことで、ゴルフバッグ2つが入るスペースを確保したというリアトランクルーム。


掲載:ハチマルヒーロー 2013年 11月号 vol.23(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : Motosuke Fujii(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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