現存台数が少ないコンテッサ900の中でもさらに希少なS コンテッサ900S 2

日野 コンテッサ 900S

HINO CONTESSA 900S
日野コンテッサ900S



 このコンテッサ900Sのオーナーの金丸さんは、もともとコンテッサ1300クーペを所有していて、900の出物がないか5〜6年かけて探していたところ、ようやく2007年に個人売買で900Sを購入。ただし、外観や内装の状態はまずまずだったが、残念なことにエンジンが不動。そのため、エンジンを皮切りに、ブレーキ、ラジエター、電装系、ホース類など、手に入る部品をかき集めながら、普通に走れる状態にまで整備したのだ。

 そのかいあって、今では100km/hの高速走行から街乗りまで、普通に走れる状態を維持している。現存台数が少ないコンテッサ900の中でもさらに希少なSが、見事に復活したのだ。

 

リアにエンジンを搭載するため、テールグリルが採用される。スリット部に「ContessaS」のエンブレムが装着される。もともとはゴールドだったが、色がはがれいい味を出している。

 

エンジン本体は共通だが、Sではマニフォールドが拡大され、2バレル・キャブレターを装着し、5PSアップの40PS/5000rpmを発生する。

 

エンジンの前方奥に設置されたラジエター。両サイドから取り入れられる走行風とファンによって、オーバーヒートもせずに快調そのもの。

 

エンジンルーム内に刻印された車台ナンバー。プレート類は一切ない

 

このコンテッサSは、新車時に特注で助手席側のフェンダーを凹ませて容量を稼いでいる。どうやら、トランク内にゴルフバックが入るように加工しているようだ。



掲載:ノスタルジックヒーロー Vol.141 ノスタルジックヒーロー2010年10月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Hachimaru Hero/編集部 photo:Satoshi Kamimura/神村 聖

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