部品取り車は「状態の良い」DR30ターボC|1984年式 日産スカイライン セダン 1800 TI-E・X  Vol.1|R30多士済々

手前が部品取り車として6年前に購入した84年式スカイラインセダン2000ターボインタークーラーRS-X。明らかにTIよりハイグレードで、ボディも美しいクルマ。誰が見ても部品取り車は奥のTIの方だと思うだろう。オーナーの篠原さんも「これだけ良い状態だと、部品取りにするのがもったいなくなる」とのこと。

       
【1984年式 日産スカイライン セダン 1800 TI-E・X Vol.1】

DR30ターボCを低グレードのTIの部品取りにする。その不思議な関係の2台を所有するオーナーのマニアックな一面と秘密のストックパーツとは……。

 本誌でおなじみのモータージャーナリスト、片岡英明さんが駆け出し編集者の頃、5代目スカイライン“ジャパン”の取材で日産を訪れた席で櫻井眞一郎さんに自分の疑問をぶつけたところ、櫻井さんは、日産広報部員の制止もきかず、次期モデルの設計方針を熱く語り出したという。それほど櫻井さんが情熱を傾けた6代目のR30スカイライン。

 そんなR30に、29年間、総走行距離46万km乗り続けているオーナーの篠原稔さん。彼がこのクルマを手に入れたのは、日産に入社する1カ月前の84年3月。大学生の頃だ。日産内定者へ送られてきた新車購入キャンペーン案内に掲載されていたのが、スカイラインセダン1800TI‐E・X(以下TI)だった。実は、その案内にはRSも掲載されており、どちらを購入するか「正直迷った」という。



ベゼルとライトユニットをVR30(バン)用のパーツに交換し、HID化されたヘッドライトなど【写真10枚】


Vol.2、Vol.3に続く


84年式 日産スカイラインセダン1800 TI-E・X(FJR30)
SPECIFICATIONS 主要諸元
全長×全幅×全高(mm) 4595×1665×1395
ホイールベース(mm) 2610
トレッド前/後(mm) 1410/1390
最低地上高(mm) 165
室内長(mm) 1805
室内幅(mm) 1385
室内高(mm) 1135
車両重量(kg) 1075
エンジン型式 CA18E型
エンジン種類 水冷直列4気筒SOHC
総排気量(cc) 1809
ボア×ストローク(mm) 83.0×83.6
圧縮比 8.8:1
最高出力(ps/rpm) 110/5600
最大トルク(kg-m/rpm) 16.5/3600
変速比 1速3.321/2速1.902/3速1.308
4速1.000/5速0.833/後退3.382
最終減速比 4.111
燃料タンク容量(L) 65
ステアリング形式 リサーキュレーティングボール
サスペンション前/後 ストラット/4リンクコイル
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング
タイヤ前後とも 185/70SR14
発売当時価格 149.6万円

初出:ハチマルヒーロー 2013年 8月号 Vol.022(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


1984年式 日産スカイライン セダン 1800 TI-E・X (全3記事)


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photo : SATOSHI KAMIMURA/神村 聖 text : 80HERO/編集部

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