レオーネ。最初の乗用4駆モデルのマイナーチェンジ版! 10万〜20万円の激安時代のS30Z(とはいえ手に入れたのはZ432)|ノスヒロ制作スタッフが選ぶ、裏国産旧車:2014 Vol.3

2014年、ノスヒロ制作スタッフが選んだ裏国産旧車とスタッフの印象深い所有車たちがこちら。

       
【ノスヒロ制作スタッフが選ぶ、裏国産旧車:2014 Vol.3】

ベストテン企画の裏ものとして定例化した本企画。

今回は、スタッフが選ぶ国産旧車というテーマで構成した。「裏」というタイトルをプレッシャーを感じながら選んだクルマとは!?  
さらに、プロフィール写真代わりに自分が所有したことのあるクルマを1台選んでもらった。本誌スタッフの趣味趣向を垣間見ることができるかも? 

スバルレオーネや、フェアレディZ432など【写真8枚】


1977年式 スバルレオーネ4輪駆動セダン

Yoshimi Takayama/高山佳巳

 今でこそ4WD(AWD)乗用車の老舗メーカーとして世界に知られるスバルだが、その最初の乗用4駆モデルのマイナーチェンジ版がこれ。A34の型式を持つこのレオーネ4駆セダンの中古車を、私は80年代半ばに手に入れて乗っていた。雪がほとんど降らない東京でこれに乗っているなんて、まさしく変態(笑)。いわゆる直結4駆なので、乾いた舗装路では前輪駆動を選択して走るしかなかった。古き良き時代の生活4駆乗用車だった。



【PROFILE & 印象深い所有車】ノスタルジックヒーロー副編集長。モータースポーツ、ホビーなどの雑誌編集部を経て、ノスヒロ編集部在籍は延べ8年半。印象深い所有車は87年式BMW 528e。


1969年式 フェアレディZ432

Osamu Yachi/谷内 修

 今思えば旧車との出合いは幼稚園の頃?  当時はまだ現役の240ZGを、ひと回りも年が離れたいとこが乗っていた。その後にきたのが、空前のスーパーカーブーム!  フェラーリやランボの写真を見てワクワク、ドキドキ。その勢いのまま大学に進み、クルマを買おうと思った時に思い出したのがS30Zだ。当時の相場は10万〜20万円の激安。そんなご時世に個人売買のZ432を発見し、勢いで購入。スタイルと音が最高で、夜中まで走ったナ〜! 


【PROFILE & 印象深い所有車】クルマ好き(バカ)が高じてクルマ雑誌業界に潜り込んで20数年。F1からドレスアップ系などの編集を経て、現在はノスヒロ編集部で旧車三昧。KPGC10を盆栽化中。


1962年式 ホンダスポーツ360

栗澤浩司/Kouji Kurisawa

 自分自身のクルマ好きのルーツは父親。N360やフロンテでカッ飛んでいた父は、自分が生まれてからはカローラひと筋に。ある日ぽつりと「本当はエスハチが欲しかった」と父。これが彼と会話した最初の記憶。その後、エスハチというのがホンダS800であることや、その誕生の経緯を知り、自分の中でSシリーズが気になる存在になった。特にSの中でも発売されなかった360は、ずーっと気になる存在。泣くほどうれしい今回の復刻だった。


【PROFILE & 印象深い所有車】IT系出版社からaheadを経て、ノスヒロ編集部に。愛車のビートはハチマルヒーロー連載中のモディファイ記事で使用し、色々なパーツを取り付けて楽しんでいる。


1981年式 いすジェミニZZセダン

片山敬司/Keishi Katayama

 昨今、ベンツのブルーテックやアウディ、VWのTDIなど、欧州メーカーによってクリーンディーゼルエンジンの普及が進んでいるが、国内でもいすゞがいち早くディーゼル車の開発に力を注いでいた。ジェミニはベレットの後継として1974年に登場。79年にディーゼル車を追加している。わが家にやってきて活躍していたのは81年モデルで、当時、低燃費性が注目されていたが、幼かった私には排ガスの匂いと黒煙が印象深く心に残る1台。


【PROFILE & 印象深い所有車】VIPCAR、ヤングオートの編集を経て、ノスヒロ系3誌、eS4の編集にたずさわる。現在の所有車はHD94年式FXDL(左)。ちなみに隣は谷内先輩のMVアグスタF4。



スバルレオーネや、フェアレディZ432など【写真8枚】

初出:ノスタルジックヒーロー 2014年4月号 Vol.162(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ノスヒロ制作スタッフが選ぶ、裏国産旧車:2014(全3記事)

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