「TC24が復活すると聞いて、どうしても手に入れたくてOS技研に連絡したんです」|1970年式 日産 スカイラインHT 2000GT Vol.3|6気筒の挑戦者たち 

TCハコスカのシェイクダウンを見守っていたのが、ハコスカのオーナー東田新吾さんだ。

【1970年式 日産 スカイラインHT 2000GT Vol.3】

 早朝にプロショップ ナカガワに集合し、サーキットではTCハコスカのシェイクダウンを見守っていたのが、ハコスカのオーナー東田新吾さんだ。

「ハコスカは子供の頃からの憧れで、08年6月に購入しました。コンディションは割合に良かったんですが、翌年にはボディ全体をレストアしました。エンジンはL28型改で、ソレックス50PHHを装着して走っていました」と東田さん。外観はGT‐R仕様をベースに、フロントスポイラーとオーバーフェンダーはプロテック製で、リアスポイラーはアール・ファクトリー製を装着している。また、足回りは車高調を組み込み、ブレーキはR32タイプM用を装着。シートはダッツンコンペのバケットを左右に入れて乗っていた。

「TC24が復活すると聞いて、どうしても手に入れたくてOS技研に連絡したんです。そうしたら、プロショップ ナカガワを紹介されたので連絡したところ、『時間かかるよ』といわれたんです。ただし、ハコスカ用の開発車としてクルマを提供してくれるのなら、早くできるかもしれないといわれ、中川さんにハコスカを預けたんです」と語ってくれたが、それは2013年2月のことだそうだ。当初は14年の4月ぐらいには完成するという予定だったが、GW開けに……、夏には……、そして年内にはいけると思うと予定はズレ込み、なんとかエンジンがかかる状態になった。ただし、2月28日からの「ノスタルジック2デイズ」に展示するため、納車はそれ以降になる予定だ。

 もちろん、TC24‐B1Zを搭載する最初のハコスカとなるワケだから、価値は十分。子供の頃からの憧れと今の夢が一気に現実となる日は近い !! 




Vol.4、Vol.5、Vol.6に続く

キレイなアイボリーに全塗装された東田さんのハコスカGT-R仕様など【写真3枚】

1970年式 日産スカイライン HT 2000GT(KGC10)
SPECIFICATIONS
●エクステリア:ボディフルレストア/プロテック製フロントスポイラー&オーバーフェンダー/Rファクトリー製リアスポイラー/HIDヘッドライト
●エンジン:TC24-B1Z L28型改3.2L、MoteC M84インジェクション仕様
●冷却系:アルミ3層ラジエーター、オイルクーラー
●駆動系:MOREDRIVEオフセットカーボンツインクラッチ、OS3速クロス(71C)、R200ニスモLSD(ファイナル4.1)
●足回り:F:車高調、R:8段調整式ダンパー+車高調整式スプリング
●ブレーキ:F:R32タイプM用キャリパー&φ300mmローター、R:アルフィンドラム
●タイヤ:ブリヂストン・ポテンザ F:RE11 195/50R15、R:RE01 225/50R15
●ホイール:ロンシャンXR4 F:15×9J-25 R:15×10J-40
●内装:ダッツンコンペステアリング&バケットシート、レース用ワイドミラー
●その他:ATL50L安全タンク、ボッシュ製フューエルポンプ、サード製燃料レギュレーター

ENGINE SPEC.
●L28型改3.1L仕様
オリジナル形状アルゴンヘッド、L28型N42ブロック、ワイセコ製DatsunSpirit SPLピストン、オートサービス渡辺製I断面コンロッド、クロワーフルカウンタークランク、ニスモメタル、和光製75Sカムシャフト、φ46-38mmバルブ、イスキー製バルブスプリング、チタンバルブリテーナー
●吸排気系:TWM製φ50mmスロットル、1JZ型純正インジェクター、テクニカルサービスササキ製フルチタンSPLマフラー、和光製6-1タコ足、サブライブ製ドライカーボンインダクションボックス、HPIエアクリーナー
●点火系:MSD 7AL2、S130純正最終型対策品デスビ
●制御系:Motec M84

初出:Nostalgic SPEED 2015年 03月号 vol.006(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1970年式 日産 スカイラインHT 2000GT(全6記事)

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photo : RYOTA-RAW SHIMIZU/清水良太郎

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