FC3S vs FD3S Vol.2|新開発13Bターボ搭載で無限の可能性を秘めた本格派スポーツに進化|1986年 マツダ サバンナ RX-7 アンフィニ

リトラクタブルヘッドライトはRX-7のアイデンティティー。アンフィニⅠは前期型で唯一、ボンネットフードがアルミ製。軽量化が図られているのだ。

       
【FC3S vs FD3S Vol.2】

 大成功を収めたSAの後を継ぎ、85年10月に誕生した2代目のFCは、純粋なスポーツカーとしての進化をコンセプトに開発された。そこで求められたのは、「スポーツカーとは何か?」というテーマ。この回答としてマツダがたどり着いたのが、「心地よい緊張感が感じられるクルマ」であり、そこからFCが生まれたのだ。

 真のスポーツカーとしてより高性能に進化したFCは、SAの小型・軽量からイメージを一新。ボディは、全長こそ少し短くなったが、幅と高さを拡大し、厚みのあるスタイルとなった。また、フロントミッドシップの思想は継承され、50.5対49.5という理想的な前後重量配分を実現している。

 生命線のエンジンは、12A型から新世代の13B型に変更。空冷式インタークーラーを組み合わせたツインスクロールターボの13B型は、185psというハイパワーを誇った。さらに89年には205psまでパワーアップしている。

Vol.3、Vol.4、Vol.5に続く

1986年 マツダ サバンナ RX-7 アンフィニ 主要諸元
全長×全幅×全高(mm) 4310×1690×1270
ホイールベース(mm) 2430
トレッド前/後(mm) 1450×1440
車両重量(kg) 1200
エンジン型式 13B型
エンジン種類 水冷直列2ローターREターボ
総排気量(cc) 654×2
圧縮比 8.5:1
最高出力(ps/rpm) 185/6500
最大トルク(kg-m/rpm) 25.0/3500
変速比 1速3.483/2速2.015/3速1.391
4速1.000/5速0.806/後退3.288
最終減速比 4.100
燃料タンク(L) 63
ステアリング方式 ラック&ピニオン
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも)
タイヤ 205/60R15(前後とも)
発売当時価格 278.8万円


2002年式 マツダ RX-7 スピリットR タイプA 主要諸元
全長×全幅×全高(mm) 4285×1760×1230
ホイールベース(mm) 2425
トレッド(mm) 1460(前後とも)
車両重量(kg) 1270
エンジン型式 13B-REW型
エンジン種類 水冷直列2ローター・ツインターボ
総排気量(cc) 654×2
圧縮比 9.0:1
最高出力(ps/rpm) 280/6500
最大トルク(kg-m/rpm) 32.0/5000
変速比 1速3.483/2速2.015/3速1.391
4速1.000/5速0.762/後退3.288
最終減速比 4.300
燃料タンク(L) 76
ステアリング方式 ラック&ピニオン
サスペンション ダブルウイッシュボーン(前後とも)
ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも)
タイヤ前・後 235/45ZR17・255/40ZR17
発売当時価格 399.8万円

初出:ハチマルヒーロー vol.18 2012年7月号(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

アンフィニⅠですべてのウインドーに採用されたブロンズペン・ガラスなど【写真12枚】

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text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : MOTOSUKE FUJII/藤井 元輔 

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