S20型エンジンのトラブルからOH パート2

あこがれのGT-Rを入手して数カ月後、なんと快調だったエンジンが不調になった。エンジンを調べてもらったところ、S20型の弱点といわれるヘッドにクラックが入るという症状が発覚した。

 その時、庭山さんは、「落ち込みましたね、修理不可能かと思いました」。ところが、クラックを修理してくれるショップがあり、なんとかヘッドは修復することができた。

 見事に復活したS20型エンジンだったが、さすがに2Lではパワーが足りないと感じるようになった。そこで、GT-Rのチューニングで有名なアール・ファクトリーを訪ね、エンジンのフルチューンを依頼した。スペック的には、φ84.5mmのピストンに69mmストロークのフルカウンタークランクを組み合わせた2.3L仕様。ヘッドはRB26用のバルブを使い、カムはハイリフトの288度(11mmリフト)、H断面コンロッドなどが組み込まれた。


ホイールはRSワタナベのマグ。サイズはフロントが15×8J。タイヤはプロクセスT1Rで、195/55R15を装着。フェンダーの叩き出しは前オーナーによるもので、美しいラインを描いている。


ブレーキはAPレーシングの4ポットに、ドリルド&スリットローターの組み合わせだ。


リアは15×9.5Jに、225/50R15を装着。ブレーキはR32スカイラインタイプM用のインナードラム式を流用。サイドブレーキも使用可能。


最終型のK4ヘッドにクラックが入るというトラブルを乗り越え、アール・ファクトリーで2.3Lインジェクション仕様に生まれ変わったS20型エンジン。タコ足はプロテック製6-1集合のワンオフだ。




掲載:ノスタルジックスピード 2014年11月 Vol.005 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

PHOTO : MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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