「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」のクラシックカー・ラリー 1

伊香保おもちゃと人形 自動車博物館が手がけるクラシックカー・ラリー「スプレンドーレ榛名2019」


「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」が長らく主催していた「スプレンドーレ」シリーズは、2010年代前半には年間で最大5戦も開催されるなど、日本を代表するクラシックカー・ラリーの一つとして愛されてきた。ところが、一昨年の「スプレンドーレ榛名」を最後に、すべてのスプレンドーレは休止。以後は前橋と高崎の「クラシックカーフェスティバル」のみに力が注がれていた。

 しかし、スプレンドーレの復活を求める声はあとを絶たなかったようで、2004年に開催された「クラシックカー・ミーティング」を起源とし、スプレンドーレの中でも最も長い歴史を誇る「スプレンドーレ榛名」が、少なくとも現状では一回限定ながら、復活を果たすことになったという。

 2年前までと同様、榛名湖畔の大型駐車場に置かれたスタート地点には、熱心なレギュラリティラン(別名:線踏みラリー競技)愛好家たちが搭乗する、約80台のクラシックカーが集結した。参加車両のバラエティの豊富さも以前と変わらず、古くは1924年式ベントレーから、新しいところではトヨタAE86やポルシェ・ボクスターなども参戦。群馬県一帯を舞台に、2日間にわたるハイレベルの熱戦が展開されることになったのである。

 これまで「スプレンドーレ」シリーズ各イベントを見てきた筆者の眼で見ても、2年のブランクをまったく感じさせなかったのが正直な思い。また、エントラントたちの素晴らしい奮闘ぶりと明るい笑顔も、以前と不変のものだった。そして会場では、毎年恒例のイベントとしての復活を熱望する声があちこちであがっていた。

オースチンヒーレースプライト

スプレンドーレ榛名

スプレンドーレ榛名
今秋、横田正弘館長(右端)を含む日本人チームが参加するイタリアのラリーイベント「Reid del Etna」の主催者、スピーナ夫妻が今回の榛名に特別参加。

スプレンドーレ榛名
スタートに備え真剣にゼッケンを貼る参加者たち。参加者の中には、2015年の優勝者、堺正章巨匠の姿も。


2019年5月11〜12日/高崎市榛名湖町・榛名湖スタート&ゴール


掲載:ノスタルジックヒーロー 2019年8月号 Vol.194(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text & photo:Hiromi Takeda/武田公実

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