ウインカーもこの箱に。サテライトスイッチで思い出す1台|いすゞ ピアッツァ ネロ イルムシャーVZ700 Vol.2

       
当初自然吸気エンジンでスタートしたピアッツァだが、83年にはターボエンジン搭載車が追加され、その走りに磨きがかけられていった。

さらに高速安定性やハンドリング性能を高めるため、サスペンションチューニングを欧州のチューナーやメーカーに依頼した「イルムシャー」や「ハンドリング・バイ・ロータス」などのモデルが追加され、ラインアップを強化していった。

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イルムシャーには2本足タイプのリアウイングが装着されていたが、最終モデルでは3本足タイプの大柄な物に変更されている。テールレンズの間にあったイルムシャーの文字ははがしてある。



4ZC1型エンジンは、4気筒SOHCながら、インタークーラー付きターボを付加して、150ps(ネット)を発揮する。



メータークラスターにスイッチ類を集中させる手法は当時のスポーティカーでは定番だ。ただピアッツァはウインカースイッチまでもクラスターに付けられていたので初めて乗る人は戸惑うことも多かったはず。ウインカーはレバーではなく、クラスターの一番下に付いているつまみ状のスイッチで操作する。



標準装着されるホイールは2ピースタービンタイプのアルミホイールだったが、BBSのRSⅡオープンに変更。ノーマルからは2インチアップとなる16インチの装着で、より現代的なかっこ良さを手に入れた。



VZ700の特別装備の1つがこの着脱式サンルーフ。

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掲載:ノスタルジックヒーロー2010年11月号増刊 ハチマルヒーロー vol.14(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Osamu Fujii/藤井 修

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