2017年10月7日、8日に開催されたイベント「Nos缶コーヒーブレイク」。
その会場に集まった旧車たちを紹介していこう。
【1】から続く初日の朝こそ雨に見舞われたものの、午後からは晴れ間も見られ、2日目は晴天のもとでのイベントとなった。
雨は旧車の大敵なだけに、主催の編集部もオーナーたちも一安心の様子だった。
2017年10月7〜8日 Nos缶コーヒーブレイク in 道の駅はにゅう>> 【画像40枚】Nos缶コーヒーブレイク in 道の駅はにゅう の参加車両をご紹介!【3】に続く>> 往年の名車たちも参加してくれて車種のラインナップは見所満載となった。今年生誕50周年のコスモスポーツ。高いオリジナル度をキープするグッドコンディションの1台だ。
>> そしてトヨタ2000GTの後期型。エンジンは5M型のビッグブロックを使用したチューニング仕様で、3ℓとなっている。空冷ポルシェをぶっちぎる俊足ぶりが自慢だ。もちろんオリジナルのブロックは温存している。どちらのクルマも往年の名車を今楽しむための、提案がめいっぱい詰め込まれている。
>> 編集部が関係先より入手した協賛商品と、吉崎さんの私物でノス系雑誌の貴重なバックナンバーが、景品として用意されたジャンケン大会。弊社でもバックナンバーをすべて揃えているわけではなく、吉崎さんの蔵書はまさにお宝といえる。大人から子供、女性と分け隔てなく商品をゲット! 皆さんに楽しんでいただけたことは編集部としてもホッとしております。
94年式 AZ-1 M2年式不明 S60ミニカー80年式 セルボ 85年式 マイティボーイ>> 奥さま、娘さん、そしてワンコとファミリー総出で参加してくれた。S60ミニカーは当時流行したホンダのエンジンを搭載した原付カー。それ以外はビカモノの軽自動車で、それぞれすべてがグッドなコンディションに保たれていることに驚かされます。
90年式 240SX>> 7年間のアメリカ駐在中に入手した個体で、そのまま日本に持ち込んでおり、すべて北米仕様で、メーターもマイル表示のままだ。ケンタッキー州の自動車ディーラーの社長が所有していたものを直接会いに行って、S13シルビア好きを猛烈アピールして口説き落として入手したという。
86年式 サバンナRX-7>> アフターパーツ事情が乏しい前期型に、ボディ加工や穴開けをほとんどすることなくエアロパーツを組み込んでいる。これらはマツダスピード製など、マツダ系チューナーのパーツをワンオフ加工したオリジナル。取り外せば完ぺきなかたちでストック状態に戻せるという。なお、これらのエアロパーツのおかげで、燃費を10㎞/ℓも改善している。
85年式 シティカブリオレ>> シティターボⅡのアウターを使ったオープンエアモデル。国産オープンカーのなかでも高い評価をされている。ピニファリーナがコンサルタントしたオープンボディは、今でも洗練されたイメージ。時代を超越した魅力をもっている。この個体はグッドコンディションでオリジナルが保たれている。社外のアルミホイールはアウターディスク付きのタイプで、当時流行したスタイル。
91年式 NSX
>> 今年(2017)手に入れたばかりの個体で、タイテックのチタンマフラー、戸田レーシングの車高調、BBSの鍛造ホイール、ARCのエアクリ、後期型ABSの移植など、走りと機能性アップにつながるモディファイをしている。お気に入りは「とにかくサビないことと、部品供給が今でも全品行われていることです」という。
79年式 コスモAP
>> 新車購入から38年間、当時と変わらないコンディションを維持する奇跡の1台。おどろくことに、保管は屋外だとか。そのためシートカバーは必須としていたというが、それでも信じられないほど状態が良い。ヘッドライトもくすみがなく、どこをとってもいい状態だ。ホイールはSSRメッシュで、当時もの。
【3】に続く
全ての画像を見る初出:ハチマルヒーロー vol.45 2018年 1月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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