【1】から続く 素材は、軽量で耐久性の高いステンレス材を採用。純正のスチールマフラーのように、腐食で穴が開いてしまう心配がないため、末長く愛用できる。また純正のタイコは隔壁構造なのに対し、プロテックではパンチング仕様として排気抵抗の低減を果たしている。
メインパイプは純正と同サイズのφ42.7㎜×2のほか、排気効率を重視したφ45㎜×2を用意(2024年現在、φ50㎜×2もラインアップ)。テールエンドはストレート、朝顔、スプリントの3種類から好みに応じて選ぶことが可能だ。
また、新たに改良が加えられたエキゾーストマニホールドにも注目したい。排気効率を追求した完全等長の6|2集合の手曲げモデルだ。集合部までの長さを吟味することで、中速トルクの拡大と高回転の伸びを実現している。
また、差し込み式のジョイント部は、従来のスプリング留めに加えてプレートタイプが用意された。こちらはスプリングの金属干渉音が気になるユーザーにオススメとのことだ。
>> 【画像11枚】一番の注目ポイントは、純正マフラーと同様に、2本のパイプを斜めにズラすことでドライブシャフトへの干渉を防いでいる部分>> フロントパイプ付きのフルキット。パイプは差し込み式となっており、パイプの肉厚は1.5㎜を採用する。
>> できる限りフロアに沿った設計となっており、クリアランスも十分確保されている。
>> 音量を調整するサブタイコも設けられる。見た目はノーマル同様ながら、確実な性能アップを果たしているのもポイントだ。
>> メインパイプとテールエンドは自分好みのタイプから選べる
純正レイアウトにこだわったケンメリGT-R専用マフラーは、ジェントルなサウンドを奏でる。SUS409オールステンを採用し、こちらも職人による手曲げ仕上げ。パイピングには美しい焼け色が入る。メインφ42.7㎜、φ45㎜をラインアップ。テールエンドは、ストレート、朝顔(写真)、スプリントから選択できる。
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初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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