19歳オーナーのレーシングビートRX-7【2】きっかけは偶然見つけたプラモデル。レプリカに挑戦|1989年式 マツダ サバンナRX-7 GT-X(FC3S)【2】

サイドミラーはRE雨宮製。エアロはフロントバンパーがRE雨宮で、サイドがRマジックをあえてチョイス

【1】から続く
ロータリーピュアスポーツとして登場した2代目RX-7も生産終了からすでに30年以上が経過。カスタムの世界では徐々に姿を消しつつあるFC3Sを三好自動車がスポーツテイストを盛り込みアップデート。まだまだ現役で楽しめる!

【1989年式 マツダ サバンナRX-7 GT-X(FC3S)vol.2】

ボディカラーは白(元色は赤)と希望通りのFC3Sを入手。最初はノーマルで乗っていたが、翌年、三好自動車のすすめもあってレプリカへとのめり込んでいく。

板金塗装に合わせて念願のレッドサンズ仕様にしましたが、納得はしていましたが、どこかしっくりきていなかったんでしょうね。乗り始めて数カ月したときに、オークションで偶然見つけたレーシングビートのプラモデルにビビッと来るものがあって。すぐに三好自動車さんに相談にいきました」

ショップでいきさつを話すと、祐也さんから「実は、俺もそれを考えていたんだよ」と切り出され、意気投合。そのまま話が進み、9月に完成した。

>> 【画像18枚】より本物に近づけるために思い切って8点式のロールケージをセット。ステアリングはパンデム仕様と同じGReddyのステアリングを選択。後付けのサブメーターはDefiで、左からブースト、油圧、油温計のレイアウト。ブーストコントローラーはTRUSTのプロフェック


より本物に近づけるために思い切って8点式のロールケージをセット。ステアリングはパンデム仕様と同じGReddyのステアリングを選択。後付けのサブメーターはDefiで、左からブースト、油圧、油温計のレイアウト。ブーストコントローラーはTRUSTのプロフェック。バケットシートはTRUST×ブリットが共同開発した数量限定品。助手席は貴重なアンフィニ用だ。
>>より本物に近づけるために思い切って8点式のロールケージをセット。ステアリングはパンデム仕様と同じGReddyのステアリングを選択。


>> バケットシートはTRUST×ブリットが共同開発した数量限定品。助手席は貴重なアンフィニ用だ

【3】に続く

主要諸元 Specifications
89年式 サバンナRX-7(FC3S)

■ボディ:8点式ロールケージ、フロントメンバーサポート、RE雨宮製フロントタワーバー
■エクステリア:レーシングビート仕様ラッピング、RE雨宮製フロントバンパースポイラー/サイドミラー、R-Magic製サイドステップ、前期リアコンビネーションランプ、レイブリック製ヘッドライト+IPF製LEDバルブ
■エンジン:13B型(654㏄×2ローター)サイドサポート加工、250ps/30㎏-㎠(過給圧0.9㎏/㎠)、トラスト製プロフェック
■吸排気系:トラスト製エアインクス、φ70㎜柿本改ステンレスマフラー
■冷却系:トラスト製アルミ2層ラジエーター、三好自動車製インタークーラー
■駆動系:マツダスピード製クラッチ/フライホイール、OS技研製LSD
■燃料系:SARD製燃料ポンプ
■制御系:社外コンピュータ、トラスト製プロフェック
■サスペンション:IDEAL製トゥルーヴァパ車高調(F)9㎏/㎜(R)6㎏/㎜
■ブレーキ:DEXELローター+IDIパッド
■タイヤ:ハンコックヴェンタスV12evo(F)215/40R18(R)235/40R18
■ホイール:ENKEI RS05RR 18×9J +35
■インテリア:Greddyステアリング、BRIDE×Greddyコラボバケットシート(運転席)、FC3Sアンフィニ用バケットシート(助手席)、シュロス製4点式ハーネス、日本精機製Defi製メーター(ブースト、油圧、油温)、Pioneer FH9400カーナビ
【3】に続く

初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1989年式 マツダ サバンナRX-7 GT-X(全3記事)

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TEXT : SHINICHI YAMAZAKI/山崎真一 PHOTO : RYOTA-RAW SHIMIZU(FOXX BOOKS)/清水良太郎(フォックスブックス)

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