ロータリー生誕50年を記念し、歴代RE搭載車が一同に会した2017年|歴代ロータリー車ミーティング2017

歴代ロータリー車ミーティング2017

       
【歴代ロータリー車ミーティング2017】

 初めてロータリーエンジンが搭載されたコスモスポーツの誕生から、今年で50年を迎える。そんな記念の年を祝うため、神奈川県横浜市にあるマツダR&Dセンター横浜に、ロータリーエンジン搭載車が一堂に会した。

「歴代ロータリー車ミーティングinマツダR&D」と題して開催された本イベントは、ロータリー車の歴史を振り返りながら、オーナー同士の交流を深めることが目的。冬晴れのなか、FC3SやFD3Sといったハチマル車のほか、コスモスポーツやファミリアロータリーなどのノスヒロ世代、現時点で最後のロータリー車となっているRX-8など、計55台が集結したのだ。

 これだけ多くの歴代ロータリー車が集まったことも注目に値するが、FC3S/FD3Sの開発主査を務め、現在はモータージャーナリストとして活躍する小早川隆治さん、SA22C/FC3Sのデザイナーである小野隆さんらがスペシャルゲストとして来場したことも見どころ。開発秘話や裏話など、滅多に聞けないディープな内容に参加者たちはみな聞き入っていた。

 また、マツダR&D横浜に保管され、普段は決して見ることができないヒストリックカーやコンセプトカーの見学会も行われた。
【画像50枚】最後のロータリー車となっているRX-8などの車両の写真はこちらから!




>>R&Dセンター横浜に保管されている車両の見学会では、RX-8のルーツとなったRX-01や、ル・マン24時間レースを制した787Bも見ることができた。



>>トークショー終了後、小早川さんと小野さんにはイベント参加者たちから寄せ書きが贈られた。なお、2人の後ろに飾られているのが、小野さんが描いたSA22CとFC3Sのデザインスケッチだ。

初出:ハチマルヒーロー 2017年5月号 Vol.41

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

関連記事:ロータリーエンジン

TEXT&PHOTO:Rino Creative/リノクリエイティブ

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