【1】から続く【1989年式 マツダ サバンナRX-7(FC3S) vol.2】
「ロータリーのカスタムといえば、現在はFD3Sが主流で、FCはもはやないなと当社も考えていました。ただ、昨年、三浦さんから、今FC用も考えていると聞かされた時に、もしかしたらFCが再び来るのでは? と心躍ったのを覚えています。そして、最初のデッサンをもらったときに、その期待は確信に変わりました」とカスタムアドバイザーの三好祐也さん。
三浦さんから東京オートサロンへの出展依頼が届いたのは開催1カ月前という非常にタイトなスケジュールだったが、344グリーンと呼ばれる色鮮やかなオリジナルカラーをまとったワイドボディのFC3Sは予定通り幕張に降臨。高い評価を得た。
>> 【画像24枚】このエアロキットで最大の特徴となるのが、フロント中央の4灯フォグ。この造形が両サイドのワイドフェンダーに負けない力強さを演出>> このエアロキットで最大の特徴となるのが、フロント中央の4灯フォグ。この造形が両サイドのワイドフェンダーに負けない力強さを演出。
>> リアハッチはスタイルマハロ製。リップスポイラーに大型ウイングを組み合わせる発想は斬新だ。懐かしのFORZAのテールカバーがリアスタイルを引き締める。
>> 砲弾マフラーは三好自動車オリジナル。ステンレス製でメインφ80㎜、テール径はφ98㎜。
>> D1グランプリ参戦から生まれたGReddyステアリングを選択。幾何学系のシフトノブはネットサーフィンで発見。パンデムのエアロに良く似合う。
>> 左右シートはエアロに合わせたパンデム・カーボンオリジナルバケットシートを装着。
>> コンソールボックスにはエアサスの制御ユニットが内蔵される。
【すべての画像を見る】 主要諸元 Specifications
1989年式 マツダ サバンナRX-7(FC3S)
■エクステリア:344グリーン全塗装、パンデム製フルエアロキット(フロントバンパー、サイドステップ、リアバンパー、リアウイング)、R-Magic製ボンネット、スタイルマハロ製リアハッチゲート、ユアーズスポーツ製サイドミラー、LONZA製リアテールカバー、F/Rフェンダーアーチ上げ
■板金塗装:野原板金
■ラッピング:カムイプロデュ−ス
■エンジン:13B型(654㏄×2ローター)、250ps/30㎏-㎠(過給圧0.8㎏/㎠)、
■吸排気系:トラスト製エアインクス、φ80㎜三好自動車製ステンレスマフラー、φ98㎜テールパイプ、フロントパイプ
■冷却系:KOYO製アルミ2層ラジエーター、三好自動車製インタークーラー
■駆動系:マツダスピード製クラッチ/フライホイール、OS技研製LSD
■燃料系:SARD製燃料ポンプ
■制御系:APEX製パワーFC、トラスト製プロフェック
■サスペンション:エアレック製エアサス・ニンジャキット
■ブレーキ:IDI D350パッド
■タイヤ:ハンコック ヴェンタスV12evo(F)215/40R18 (R)235/40R18
■ホイール:WORK製ワークエモーションCR3P(F)18×9.5J -29 (R)18×10.5J -54
■インテリア:Greddyステアリング、パンデム製バケットシート(左右)/6点式ハーネス、Pioneer FH9400カーナビ
【3】に続く初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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