「カスタムした旧車を4台所有していますが、初めて手を入れたのが、このケンメリ」|1976年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X【9】

フロントシートは中身をリフレッシュ&メンテナンスしたユーズド・レカロを装着。表皮をPVCレザーで張り替え、ダッツンバケットの空気穴ボタンを取り付けることでクラシックな雰囲気に。イエローを差し色に入れることでオリジナリティをプラス。シートベルトもイエローに交換し、統一している。

【8】から続く

現役当時はさまざまなカスタムを楽しむ方も多いが、年数が経過し、旧車になるとオリジナル志向が強くなり、マーケットでも価値あるものと評価される。もちろん、純度の高さにこだわるのも一つの楽しみ方だが、一生の愛車として楽しみたいなら、他にはないオンリーワンな1台に仕上げるのもアリではないだろうか? そんな脱・定番を目指すオーナーの参考になる異文化交流のケンメリを紹介する!

【1976年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X Vol.9】

【画像27枚】旧車の常識にとらわれない自由な発想で刷新オンリーワンのカスタムで魅せるケンメリ
ノスタルジックカーの常識を覆す新しいモディファイを取り入れながら、オリジナルに対するリスペクトも忘れず、柔軟な発想でオリジナリティーあふれる脱・定番のマシンメイクを行うイーストボール。

「オンリーワンな夢をかなえたい」、「理想のクルマに仕上げたい」と考えるオーナーは一度その門を叩いてみてはいかがだろうか?


>>「旧車の内装は現行車のように複雑で連続したデザインではありませんので、部分部分を変更しても破綻が少なく、手を出しやすいです」という、イーストボール代表の東さん。飽あ長く楽しめる新たな旧車リメイクを今後も提案していく!


>>「現在、カスタムした旧車を4台所有していますが、初めて手を入れたのが、このケンメリです。スタイルは崩さないこと、ナルドグレーのカラー以外は、ほぼイーストボールさんにお任せしました。東代表はしっかりと意見も吸い上げてもらえるので、信頼できますね」というオーナー。

【8】から続く

主要諸元 SPECIFICATIONS
1976年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X(KGC111)

■エクステリア:ナルドグレー(アウディ)オールペイント、フロントスポイラー、EASTBALLオリジナルワンオフダックテール、ウインカー/サイドマーカー/リアコンビランプスモーク化、リアパネル半つやブラック塗装
■エンジン:L28型改3.1L仕様(N42ブロック&ヘッド)、ワイヤータック&シェプドベイ
■吸排気系:ソレックス44PHH、φ48mm等長タコアシ、φ50mmステンレスデュアルマフラー
■サスペンション:(F)GAB製改車高調(R)GAB製4段切り替え
■ブレーキ:(F)R32タイプM用キャリパー+スリットローター
■タイヤ:TOYOプロクセス(F)195/45R16 (R)215/45R16 ホワイトレターペイント
■ホイ—ル:シェブロンレーシングS1C(F)16×9J -28 (R)16×10J -41
■インテリア:ダッツンコンペステアリング(グリップ部張り替え)、レカロ製改スポーツシート(内部加工/表皮張り替え)、イエローカラー3点式シートベルト、日本精機Defi追加メーター(水温、油圧、油温)、ドアパネル&センターコンソール(Ipad、kicker、ドリンクホルダーインストール)、リアトレイワンオフ製作、ダッシュボード&内装張り替え、電動パワステ(ワゴンR)、メーターパネル半つやブラック塗装

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【8】から続く
初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1976年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-E・X(全9記事)

TEXT:HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : MIZUKAMI AUTO/水上自動車工業

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