ハチマル夫婦【4】それぞれのクルマで二人だけのツーリングに。うらやましいほどの夫婦仲

かなり程度の良かったこの個体を手に入れると、前期純正オプションのエアロをはじめ、ほとんどを川口さんの所有車と同じ仕様に変更した。趣味車のためあまり距離はのびないが、イベント参加や夫婦のツーリングに使用しているという。

ハチマルを持つ世のお父さんたちの悩みは奥さんの理解度。もっとも古いクルマを持ち続ける旦那さんの趣味を理解する方が難しい。そんな中、理解するどころか、自分のハチマル車を所有する希有な奥さんが存在した。

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その日々の中で彼が選んだのは後期型のスプリンタートレノGT-APEX。このクルマの詳細は以降で紹介するが、端的にいうとチューブガレージ川口社長の愛車とほぼ同じ仕様になっているとのこと。しかもナンバーも川口さんのクルマと同じ数字を指定で取得するほどの徹底ぶり。もちろん奥さまのAW11もチューブガレージで探してもらい、購入したのは言うまでもない。

そんな夫婦だからこそというのもあるが、うらやましいほどに仲が良く、それぞれのクルマで2人だけのツーリングに行くことも多いという。
【画像28枚】シートはTRDのセミバケットシート。レールは自分の手で加工し、10mm低くさせている。ノーマルの状態を崩さず、チューブガレージ川口さんのクルマと仕様を合わせることを基本姿勢としている


>>若い頃にも乗っていたというAE86だが、チューブガレージ川口さんとの出会いで当時の愛車への思いが再燃。


>>RSワタナベの8本スポーク。タイヤはポテンザで、サイズは前後とも185/60R14。

【4】へ続く

初出:ハチマルヒーロー2017年7月号 vol.42
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ハチマル夫婦(全5記事)

TEXT : Rino Creative/リノクリエイティブ  PHOTO:AKIO HIRANO/平野 陽

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