ハンドメイドによってオリジナルと同様の19台を製作。60年代を完全再現|マイ・フェイバリット アストンマーティン DB4 GTザガート コンティニュエーション【2】

ザガート創立100周年の記念事業となるアストンマーティンDBZセンテナリーコレクション。このDB4 GTザガートと同時開発され、2020年にデリバリー予定のもう一台のモデル、DBS GTザガートのイメージスケッチ

【マイ・フェイバリット アストンマーティン DB4 GTザガート コンティニュエーション vol.2 】

車体は軽量のチューブラーフレームにアルミボディパネルのアウターで構成する当時と同様の構造。そしてレッドのペイントも、オリジナル色を完璧に再現する調合が成されている。

インテリアはオブシディアンブラックレザーを基調とするスパルタンなもので、ウッドステアリングやアナログメーターなど60年代らしいレーシーな設定も完全再現する。

ただしシートはカーボン製と現代的なアレンジが施されている。エンジンは4.7Lの直列6気筒で、最高出力は395psとしている。

なお、これらはすべてハンドメイドによって製作されており、オリジナルと同様に19台を製作するという。そして気になる価格だが、このザガートとのプロジェクトでは、DB4とDBSの2台がセット販売となっており、600万ポンド(日本円で約8億円)となっている。

【画像6枚】ボディはオリジナルDB4 GTザガートをデジタルスキャン技術を駆使して、完璧に解析。その後、一流のクラフトマンによって手作業で仕上げられているコンティニュエーションのDB4 GTザガート


>>エンジンは4.7Lの直列6気筒で、最高出力は395psとしている。駆動は4速ミッションやLSDを搭載した、後輪駆動としている。


>>インテリアも当時のスタイルを完璧に再現。しかし、現代で乗ることを考慮してシートはカーボン製としている。



初出:ノスタルジックヒーロー2019年8月号 Vol.194
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


【1】から続く

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COOPERATION & PHOTO : ASTON MARTIN JAPAN/アストンマーティンジャパン

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