子ども審査員による人気投票のほか、片岡英明さんチョイスカーもあり!?|第6回 小美玉オールドカーミーティング

快晴のミーティング日和に 「空のえき そ・ら・ら」に約50台が集結

       

【画像36枚】子ども審査員による人気投票など、賞典も多く盛り上がりの多い一日となった。

【イベント振り返り2019年 第6回 小美玉オールドカーミーティング】

6回目の開催を迎え、小美玉市の春の恒例イベントに定着したのが「小美玉オールドカーミーティング」だ。小美玉市茨城空港利用促進協議会と小美玉観光協会が熱心な取り組みを見せ、昨年からは舞台を茨城空港に隣接する「空のえき そ・ら・ら」に移し、開催されている。朝早くから、厳しい審査を通過した自慢のオールドカーが50台以上集まり、駐車場を埋めつくした。

今年は好天に恵まれたこともあり、来場者が多い。午前10時のオープニングセレモニーには多くの人が詰めかけている。茨城空港応援大使のさとう一声さんと岩瀬裕美さんの司会でオールドカーミーティングの幕は開け、地元のゆるキャラ、「おみたん」も応援に駆けつけた。そして来場者に「おみたまヨーグルト」が配られ、乾杯の音頭とともにヨーグルトを飲み干してスタート。

日本と欧米の名車が一堂に会し、イベントで見かけない希少車もある。スカイラインやフェアレディなどの日産車が多いが、商用車や360ccの軽自動車も元気な姿を見せた。MGやビートル、ポルシェなどのヨーロッパ車も熱い視線を集めていた。オリジナルコンディションのクルマが揃っていたため、写真を撮る人も多かったようだ。

また、ハコスカが生誕50年、R32スカイラインが生誕30年の節目の年で、GT-Rなどを特別展示。主役は本誌でもおなじみのアール・ファクトリー所有のレーシング仕様のGT-RとプリンスガレージかとりのグループAカーだ。多くの人がコクピットやエンジンルームをのぞき込んでいた。

最後は、子ども審査員による人気投票と関係者によるオールドカーの表彰式。賞典が多かったので大いに盛り上がった。


>>今年の7月27日に、一般社団法人石岡青年会議所の主催で、茨城ブロック大会を小美玉市内で開催する。そのPRの一環で、オールドカーミーティングの運営協力に参加した。


1971年式スカイラインHT 2000 GT-R

外観はスタンダードなKPGC10だが、S20型が収まるエンジンルームには、オプションのオレンジCDI、ウエーバー45DCOE9、ステンレス製エキマニ、そして機械式メーター用ユニットなどを装着。車内には432-R用バケットが2脚!



1965年式ホンダS600

1993年にオーストラリアから里帰りしたS600。6年前に国内最初のオーナーから譲り受け、エンジン、外装、内装などのフルオーバーホールを行なったそうだ。現在は絶好調なのだが、気になるクルマもあって入れ替えを検討中!?





1987年式サバンナRX-7

第1回から「小美玉オールドカーミーティング」に参加し、今回も特別ゲストとして登場したのがモータージャーナリストの片岡英明さんだ。毎回、気に入ったクルマに賞品を贈っているが、今回はいいクルマが多かったので最後まで悩んでいた。そして選んだのがコンクールコンディションのMG-TF。また、国産車では手入れの行き届いたブルーバード1200をチョイス。さらに、ブルーバードとは対照的に、使い込んでいる、いい感じのFC3S、マツダRX-7と愛らしい初代ミニカにもひかれ、アワードを贈っていた。


初出:ノスタルジックスピード vol.193 2019年6月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

第6回 小美玉オールドカーミーティング(全1記事)

text:Hideaki Kataoka/片岡英明

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