北乃きい主演!世界三大眼鏡産地の「誕生」の物語。映画「おしょりん」が11月3日(金・祝)より、角川シネマほか、全国でロードショー!

©「おしょりん」制作委員会

       
国産眼鏡の生産地といえば?と聞かれた時、多くの人が思い浮かべるのが「福井・鯖江」ではないだろうか。

それもそのはず、日本の眼鏡の実に95%ほどが、福井県で生産されているのだ。また福井県は、イタリア・ベッルーノ、中国・深センと並び、世界三大眼鏡産地と称されるなど、国内だけでなく、海外でも高く評価を受けている。

そんな世界にその名を轟かす、福井産眼鏡の始まりともいうべき「増永眼鏡」創設の物語を描いた映画「おしょりん」が、11月3日(金・祝)より、角川シネマほか、全国でロードショー。作品の舞台となった福井県では、10月20日より先行で公開されている。

本作品は、豪雪地帯で冬は農作業ができず、収入の道がなくなりつつある村の現状を変えようと、ゼロから眼鏡産業を立ち上げた増永五左衛門(小泉孝太郎)と幸八(森崎ウィン)の兄弟の奮闘を、2人を信じて支え、見守り続けた五左衛門の妻・むめ(北乃きい)を主人公に、挑戦と情熱、家族の愛の物語として描いた作品である。

ある日、勤め先である大阪から帰郷した幸八は、兄の五左衛門に村を挙げての眼鏡づくりを持ちかける。初めは反対していた五左衛門だったが、視力の弱い子どもが眼鏡をかけてよろこぶ姿をみて、眼鏡をつくることを決意する。

しかし、ゼロからの眼鏡づくりは困難を極め、兄弟は幾度となく挫折を繰り返す。しかし、そんな中にあっても決して夢を諦めない強い心を持つむめに励まされ、兄弟と職人たちは粘り強く、眼鏡づくりに挑んでいく。

この作品には「結末が分かっているからこそ得られる感動」がある。先述したとおり、2023年現在、福井県は世界でも認められる眼鏡の一大産地となっており、「増永眼鏡」は日本の眼鏡界をリードするブランドのひとつに成長している。いわば、本作の舞台となった時代から100年以上先の「未来」に生きる私たちは、この物語の「結末」を、すでに知っている状態であるとも言える。

しかし、その「結末」を知っている私たちだからこそ、登場人物たちが思い描く夢や決意、その言葉や思いのひとつひとつがリアルに、そして深く、心に響いてくるのである。

「福島・鯖江の眼鏡」は、現代に生きる私たちが先人たちより授かった、次代に語り継ぐべき物語なのである。その「結末」を迎えるまでの過程にある、感動の物語をぜひ、劇場で目撃してほしい。

【画像10枚】世界3大眼鏡の生産地とも称される福島。その眼鏡づくりの始まりの物語。


>>北乃きいが演じる主人公・むめ。増永兄弟を信じ、強き心で支える。


>>福島の眼鏡産業の礎を築いた、増永五左衛門(小泉孝太郎)と幸八(森崎ウィン)。


>>子どもが眼鏡をかけてよろこぶ姿をみて、五左衛門は眼鏡づくりを決意した。



映画『おしょりん』

11.3(金・祝)角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:児玉宜久 原作:藤岡陽子「おしょりん」(ポプラ社)
脚本:関えり香 児玉宜久 エンディング曲:MORISAKI WIN「Dear」(日本コロムビア)
製作総指揮:新道忠志 プロデューサー:河合広栄
ラインプロデューサー:川口浩史 撮影:岸本正人 照明:桑原伸也 録音:林昭一 整音:瀬川徹夫 記録:目黒亜希子 編集:村上雅樹
美術:黒瀧きみえ 装飾:鈴村高正 衣装:田中洋子 ヘアメイク:西村佳苗子 助監督:宮﨑剛 制作担当:相良晶
制作プロダクション:広栄 トロッコフィルム 配給:KADOKAWA 製作:「おしょりん」制作委員会
©「おしょりん」制作委員会

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