「TV映えするんじゃないか!?」と選んだ80スープラでいざロケへ!|トヨタ スープラ【1】

D1GP筑波大会にて撮影!

       

【頭文字Dトリビュート トヨタ スープラvol.1】

日テレの人気スポーツ番組「Going!」から番組史上初めてモータースポーツをテーマにするとの連絡。オファーを受けた私、塚本ナナミは、この一般視聴者にドリフトを紹介するチャンスに、頭文字Dとのコラボで製作したシルエイティでの追走ドリフトシーンで出演することに。番組にお願いして、その相手車両に80スープラを選ばさせてもらった。

なぜ80スープラかというと、2014年に私がドリフト競技初参戦した際、600psの80スープラで1年間のシリーズを戦い、強い愛着を持つようになっていたからだ。また、有料専門チャンネルのJスポーツの番組でも1年間密着取材されたことがあり、80スープラがTV映えするのではないかと考えたからだ。

今回の日テレ番組ロケでは、D1GPトップドライバーの日比野哲也選手に依頼し、現役D1GPマシンのスープラ(800ps!)と頭文字D真子仕様シルエイティ(400ps)の夢の追走が実現した。しかし、撮影はいろいろな意味で大変だった……。

まず出力がスープラの半分しかないシルエイティとピッタリ並走するためには、回転数をキープするためクラッチをたくさん踏む必要があり、かなり負担がかかる。そして水温がとても上がりやすい。ひと区間1本走っただけで水温はたちまち100℃超え。

TVクルーが撮りたいシーンを実現させるためには10本近く走る必要があり、1本たりとも失敗できない状況。その緊張感もすごかったが、それ以上に後ろから迫ってくる日比野選手のプレッシャーがすごかった。

【画像7枚】Going初のモータースポーツテーマに選んだのは、80スープラ!



>>YZサーキットで行われた日テレ「Going!」のロケの模様。放送後の反響もすさまじく、現役D1GPマシンと追走するシルエイティの姿に頭文字Dファンの方も感激してくれました。



K`SPEC MOTOR SPORTS  PEAKY ARCS

●車種 トヨタ スープラ(JZA80)
●エンジン 2JZ型 3.4L
●タービン T88 34D
●ミッション ホリンジャー シーケンシャル ミッション
●出力 800ps
●車高調 RS-S 日比野オリジナル
●ナックル ワイズファブ
●ホイール エンケイ RS05RR
●タイヤ ZESTINO(ゼスティノ)
●ラジエーター KOYORAD(こうようらど)
●インタークーラー KOYORAD(こうようらど)
●オイルクーラー KOYORAD(こうようらど)
●ブレーキ類 プロジェクトミュー
●エンジニア フナッツ
●メンテナンス マーキュリー富士森店


【2】へ続く

初出:ハチマルヒーロー 2016年11月号 Vol.38
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

トヨタ スープラ(全3記事)

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text/photo Nanami Tsukamoto/ 塚本奈々美

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