個人オーナーの展示車両が166台! 1977年からクラブスタンド皆勤のホンダツインカムクラブも!|JCCAニューイヤーミーティングFinal【2】

ホンダツインカムクラブの一員である杉田正文さんのホンダS600はコンクール・デレガンスを受賞。クルマの素晴らしさとともに、77年からクラブスタンド皆勤というツインカムクラブ自体に対する表彰の意味も込められている

       
【1】から続く

【イベント振り返り2019 JCCAニューイヤーミーティングFinal vol.2】

2019年1月27日/東京都江東区・青海臨時駐車場特設会場

 1977年に初開催されて以来、毎年1月にJCCA(日本クラシックカー協会)が開催してきた旧車イベント「ニューイヤーミーティング」。42年間にわたって旧車ファンを楽しませてきた歴史あるイベントが、今回の開催をもって終了することとなった。03年から会場となってきた青海臨時駐車場が、東京オリンピックの開催に伴って使用できなくなるなど、いろいろな理由が重なっての終了だが、最後のイベントとあって、別れを惜しむ声があちこちから上がった。イベント自体は晴天に恵まれ、ここ数年で最も多い来場者を記録。

  最後のニューイヤーミーティングに集ったオーナー車たちを紹介していこう。



【1975年式モンキー Z50J-Ⅱ】
最後ということで特別にバイクも参加。オーナーが高校生の頃に乗っていた個体を88㏄にボアアップし、6年前に再び乗り始めたというモンキー。




【1975年式ランサー1600 GSR】
父親が新車で購入した個体を25年ほど前に譲り受けたという、親子2オーナーのランサー。サターンエンジンも快調で、この日は家族4人での参加。




【1972年式チェリークーペ DX】
ワンオーナーで乗り続けているというチェリークーペ。実は過去の本誌でもワンオーナー車両の紹介記事で掲載している個体だ。




【1964年式パブリカ デラックス】
左ハンドルのパブリカは希少な沖縄仕様。オーナーズクラブなどでも他に残った個体が見つからず、残存数1台だけの可能性もあるという。



【1970年式ミニカ70 GSS】
当時最高のパワーに魅せられて購入したワンオーナーのミニカ。パワーだけでなく走りも快適で、スタイルも気に入っている、文句のつけようのない1台とのこと。



【1967年式トヨタスポーツ800】
数少ない女性参加者のオーナーは、シングルナンバーを維持するためにこのヨタハチを入手したという、他にもロータスやミニにも乗っているというエンスーだ。



【1959年式日野ルノー4CV デラックス】
地域名のない「5」のみのシングルナンバーを維持している日野ルノーは、オーナーが新車で購入した父親から受け継いだという個体だ。



>>コンクール・デレガンスで表彰されたミツビシ2W-400。和製ウニモグとも呼ばれるトラックで、そもそも数が少ないながら、非常に良好な状態で維持されていたことが表彰のポイントとなった。


>>昨年のニューイヤーミーティングの記事中でも紹介したカローラ1100DX。相変わらず素晴らしいコンディションで、コンクール・デレガンスの受賞も納得の1台。



【画像35枚】166台のオーナー車が展示された最後のニューイヤーミーティング




【1】から続く


初出:ノスタルジックヒーロー2019年4月号 vol.192
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

JCCAニューイヤーミーティングFinal (全2記事)

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