最後のニューイヤーミーティング! 42年の歴史にひとまずの幕|JCCAニューイヤーミーティングFinal【1】

数多くのハコスカが並ぶ会場

       
【イベント振り返り2019 JCCAニューイヤーミーティングFinal vol.1】

2019年1月27日/東京都江東区・青海臨時駐車場特設会場

1977年に初開催されて以来、毎年1月にJCCA(日本クラシックカー協会)が開催してきた旧車イベント「ニューイヤーミーティング」。42年間にわたって旧車ファンを楽しませてきた歴史あるイベントが、今回の開催をもって終了することとなった。03年から会場となってきた青海臨時駐車場が、東京オリンピックの開催に伴って使用できなくなるなど、いろいろな理由が重なっての終了だが、最後のイベントとあって、別れを惜しむ声があちこちから上がった。イベント自体は晴天に恵まれ、ここ数年で最も多い来場者を記録した。


>> 42年の歴史にひとまずの幕を下ろす最後のニューイヤーミーティングとなった。


最後のイベントに参加しようと集まったのは、個人オーナーの展示車両が166台、オーナーズクラブの集まるクラブスタンドが52スペース、そして、ショップが79店舗。「最後だから久しぶりに参加した」というオーナーも見られた。一般参加者も開場となる午前9時前から大勢が並び、会場と同時にフリーマーケットスペースへと駆けこんで、掘り出し物を探していた。

従来、特定のテーマに沿って開催されたコンクール・デレガンスも、今回は最終回らしく全展示車両が対象となり、審査員それぞれが好みと独断で選出するという形となった。個性豊かな各車が受賞したが、ホンダツインカムクラブやSP・SRオーナーズクラブのように、長年にわたってこのイベントに貢献してきた、各オーナーズクラブへの感謝も込められた表彰内容となった。

今回でFinalと宣言したが「運営等々いったん見直し」とのことで、イベント復活の可能性も十分残されている。再び開催されることを期待したい。

【画像35枚】42年の歴史にひとまずの幕をおろしたニューイヤーミーティング


>>ヒストリック・フォーミュラ・レジスタの展示していた葉巻型フォーミュラカー、64年製クーパーT72F3がコンクール・デレガンスの受賞車の1台に選出された。


>>一般参加者の多くがまずショップブースを訪れ、掘り出し物やこの日だけの限定商品を手に入れようと目を光らせていた。


>>最後のニューイヤーミーティングで、コンクール・デレガンスを受賞したオーナーたち。今回は5人の審査員それぞれが個人的に1台ずつ、合計5台を選出することになっていた。

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