強い日差しが照りつけ、汗がにじむほどの五月晴れとなった2019年5月5日のこどもの日。毎年恒例の「ADVАNオールフェアレディZミーティング」が開催された。回を重ねるごとに参加台数が増えてきたこの祭典。2019年はS30Zの50周年アニバーサリーイヤーということもあり、例年以上の熱気に包まれた。そのイベントの盛り上がりぶりと気になるオーナーマシンを紹介していこう!! 2023年も5月5日(こどもの日)に開催。詳細はADVANオールフェアレディZミーティングのWEBサイトにて。
【イベント振り返り ADVANオールフェアレディZミーティング 2019 Vol.5】
【4】から続く【1977年式 日産 フェアレディZ】
愛車とは35年の付き合いで、「乗ってる間に旧車になった」とオーナー。外観もさることながら、中身は完璧にサーキットチューン。ボディ補強も軽量化も、全てタイムを出すための本気仕様だ。軽さのために、追加メーターもデジタル化するコダワリ。エンジンはL28型改3.1Lフルチューン!
【1977年式 日産 フェアレディZ】
富士を気持ちよく走れる仕様がコンセプト。心臓部にはL28型改3Lを積み込む。ソレックス50PHHやトラスト製レース用φ45mmエキマニ、ワンオフφ85mmマフラーなど吸排気の効率アップを行なっている。足まわりはBILS車高調で、ブレーキは4輪ディスク化。ベストは2分10秒台。
【1977年式 日産 フェアレディZ】
50周年ということで、本誌カメラマンの清水さんが奈良から自走で参加。初の長距離ドライブは、トラブルが心配でスペアパーツを積んだサポートカーが伴走。ボディはZ33純正のシルバー。エンジンはL28型改3Lにソレックス44PHH。プロショップ ナカガワによるチューン&メンテで絶好調だった。
>> 【画像79枚】参加車両をクローズアップ! 掲載車両の更なる写真など【1977年式 日産 フェアレディZ 2by2】
最終型のL20型インジェクション仕様搭載モデルをベースに、ローレルのRB25型を移植したAT仕様。エアコンやパワステも流用し快適に走れる。あこがれのS30Zに一生乗り続けるために製作したそうだ。初期モデル用の純正ホイールキャップが渋い。
【1977年式 日産 フェアレディZ】
各セクションともキッチリと仕上げられたS31Z。エンジンはL28型改3.1L、ミッションは71CでドライブシャフトはS130Z用の等速ドライブシャフト、車高調はスターロード製をセットする。ブレーキはリアもディスク化し、マスターバックはS130Z用を使う。「チューニングはバランスが大事」
【6】に続く初出:ノスタルジックスピード vol.021 2019年8月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
ADVANオールフェアレディZミーティング 2019(全7記事)関連記事:ミーティング 関連記事:フェアレディZ 【1】【2】【3】【4】から続く